[教員向け]iPad 4種類の選び方
自治体や学校から貸与されている場合もありますが、個人的に買いたいという方もいると思います。また、生徒から「iPadが欲しいのですがどれを選べばいいですか」という相談を受けることもあるかもしれません。2022年2月時点のラインナップは4種類、iPad Pro・iPad Air・iPad・iPad miniです。これらの特徴をおさえながら、選び方のポイントをお教えします。なお、Wi-FiモデルとWi-Fi+セルラーモデルがありますが、基本的にはWi-Fiに繋がれば十分だと思うので、以下Wi-Fiモデルに絞って解説をします。
携帯性重視の場合
小さい画面でもいいので、携帯性にこだわる方はiPad miniがいいです。画面サイズは8.3インチで、重量はWifiモデルで293g。イメージとしては、大画面のスマホより2周りくらい大きく、スマホ+モバイルバッテリーくらいの重さです。Apple Pencil(第2世代)に対応し、Bluetoothキーボードに対応しているので、手書きもタイピングも両方いけます。価格は5〜7万円くらいで最安値モデルというわけではなく、廉価版のiPadより高く、iPad Airより安いです。
コストパフォーマンス重視の場合
そこそこの性能で価格も手頃で、ということならiPad Airです。B5用紙くらいの画面サイズで、Apple Pencil(第2世代)に対応し、Apple純正のキーボード付きケースに対応します。価格は64GBなら6万円で購入できますが、256GBだと8万円なので少し値が張ります。データを本体に保存せず、クラウド保存する方なら64GBでも十分です。
安さ重視の場合
最安値モデルはiPadです。64GBは4万円弱、256GBでも5万円なので、子どもにも安心して持たせられる価格設定です。デメリットは、Apple Pencilの第1世代にしか対応していないことと、Apple純正のキーボード付きケースのうち、背面までカバーしてくれるSmart Keyboard Folioに対応していないことです。前面だけカバーしてくれるSmart Keyboardには対応しているので、別に背面ケースを買えば良いという考え方もできます。
A4サイズの大画面を使いたい場合
画面サイズ12.9があるのはiPad Proのみです。値段は一番安い128GBモデルでさえ12万円弱なので、ノートパソコンが買えてしまいます。iPad Proにはあと11インチモデルがあるので、フラグシップモデルを使いたいけど大画面でなくてもいいという方は11インチの方がおすすめです。
ちなみに、私が購入したときはAppel Pencilの第2世代に対応しているのがiPad ProのみだったのでiPad Proの11インチモデルを購入しましたが、今買い換えるとなるとiPad Airと悩むところです。