【私以外】=【私じゃない】

私は昨日、なんとなくやり場のない複雑な気持ちで夜を過ごした。

というのも最近、2日連続で、【気心知れた同期】と帰りが一緒になった。普段なら、車内の通勤バスを利用するので待ち時間があるものを、最寄りの駅まで送ってもらった。車内での会話には困らないものの、【互いの仕事・職場環境が違い過ぎる現実】を目の当たりにした。
毎日帰りのタイミングが同じ人なんて、私の部署にも実際いる。だけど、「駅まで送るよ」なんて言われたことは、ほとんどないってこと。それに、彼女の部署の様に、上司が電車通勤だからといって、『1つ向こうの大きい駅から、社用車で通勤する人』なんて1人もいない。だから、 そもそも、そんな心配や気遣いをされたことも、私は少ない。でも私は『それが【私の部署のスタイル】だと思っている』ので、建築サイドの話だと思って聞いたし、実際見ていただけだった。
だから、私の感覚として「きっと、人とかタイプの違いなんだろうね。職場までの送迎を、苦になる人とならない人って。そういう感覚で言うと、あなたは気にならないタイプなんだね」って話した。すると、彼女から「部署は違うけど行き先同じな訳だから、『通勤経路の変更を申請して、こっちの部署の子達と同じ車で来たらいいのに』って、こっちの部署の人達と頻繁に話してるよ」って言われたのだ。
正直、私も同じ事を、彼女の部署の人から言われたことは何度かある。だけど、なんとなく笑って誤魔化して、具体的な返事はせずに過ごしていた。今回の彼女の発言に対しても、「そっちの部署の人から私に言われても、私からは私の上司には言えないし、言わないよ。仮に、私の上司にそれを直接伝える人がいたら、話は別だけどね。」って話した。
他にも『部署内に同年代が多い少ない』『メンバー同士の会話が弾む弾まない』『交流イベントの頻度』なんてことも、話を聞いた。だけど、正直なところ私は、【聞くだけ・相槌するだけ】の話だと思った。同じ会社だけれど、『私は土木、彼女は建築』っていう配属部署の違い。お互いに、『たまたま今の配属部署になっているだけ』だから、それが現実。そんな互いの部署に対して「あーだこーだ」言ったところで、【ここで言うだけの話】だって感じがした。

そして、今思うと、通勤に関して言えば、『本人達は言うだけで、何もしなくても関係ないもんね』って話じゃん?って感じがした。んなら、逆に「私が直接言おうか?」ぐらいの気持ちの方が『よっぽど潔いよな』って思ったくらいだ。【自分が直接動く気は無いのに、言うだけ】で、つまりは【思ったことを言うだけ、思うだけ】の感じ。【でも結局、自分は何にもしないんでしょ?】みたいな。なんか、『少し前の自分を見てる』気分になった。
それに、他の話も全部、結局は情報共有・交換で、互い状況を共有する目的なのかな?って感じ。それにしても【違いを知って何か動く】訳でもないのにな〜ってのが率直な私の気持ち。

また、彼女とは、会うと毎回「ご飯行こうよ!」って話になる。それなのに、同じ現場になってから何か月も経つのに、実際には1度もない。今回も、もちろん話題になった。具体的な話まではまとまらなかったものの、私は帰宅後、彼女に連絡を入れた。すると、車内での予定と話が違くて、私は「ん?」ってなった。それでも、「もっと先の予定の方が都合がいい」って言われたのだけれど、正直『ほんとかな?』って気持ちになっている。もちろん、私はすぐに返信したよ。だけど、今のところ返信はない。

私は、たぶん、個人的に【好き】になった人や【心許せる】相手だと、『仲良くなるのは早い方』だと我ながら思う。彼女も、そんな感覚で仲良くなったのがきっかけだった。
だけど今回、【仲が良い=友達】と【信頼関係】って、たぶん【別物】な気がしている。
私の中で彼女は、『好きな物がハッキリしていて、分かりやすい』印象。そしてきっと、『嘘は言わないし、思ってないことも言わない』と思う。だけど、実際に【自分が関係する核心には触れない印象】を私は受けた。それってなんか、ずるいよねって少し思った。でもそれが【上手な印象】も、元々あったけどね。
だからかな?『結局は私も、その他職員さん達と同じなんだ〜』って気持ちになった。『そっかそっか〜。私が勝手に特別扱いしてただけね!』みたいな。

【友達だけど他人】【会社の人を美化しない】って、『前に学んだやつやん?』って感じ。
それに、私の部署と彼女の部署は、そもそも別物。だから私は比較してなかった。【私は私】【私の部署は私の部署】って気持ちだったはず。それを、外から(今回の場合は彼女から)『あーだこーだ』言われたことで、『自分の気持ちが弱くなってしまった』だけ。きっと、こんなことの繰り返しで、『私は長い間、情緒不安定を続けてきたんだろうな』って振り返る。
また、【私の部署の人は、私の部署の人】ってこと。私にとっては【他人だけど、仕事上では関係ある人】だ。その【私が気にしてないこと】を、外から何を言われようとも、『気にする必要はきっとないはず』だ。【そんなものは言わせておけ精神】で、『話を交わせる術が欲しい』と少し思った。

【良かれ】と思ってする発言て、きっとあるんだと思う。前回、前々回のブログにも通ずる発言。【言っている本人】には、『きっと深い意味なんてないんだろうな』って印象。そして、結局のところは『私は良いと思う・思った』って話に過ぎない気がしている。だから私も、『あなたは良かったんだね・良いんだね。そっかそっかー』みたいな反応が出来る様になりたいと改めて思った。

いつまでも子供みたいに『私はそうは思わない!』とか『私は私でこんなことを思う!』とかね。最近の私は特に、【自分の意思を強く意識するようになった】為、『自己主張が激しくなった』んだよね。
これまでの私は、【自分の意思】とか【自己主張】よりも、明らかに【共感】とか【聞くだけ】だったと振り返る。話の核心的な部分に対する印象は薄く、『私、あなたの話、聞いてるよ!』みたいな感覚。逆を言うと、本当に【ただ聞いてるだけ】だよねって我ながら笑える。『それが私の取り柄だった』気もするけど、【今となっては過去】の話だ。

そんな【過去の自分を思い出す】みたいで『何かと思うことが増えた』のは事実。だけど、いちいち思ったり言ったりしたところで、『何も生まれないんだろうな』ってこと。最近特に学んだ気がする。そんなことを続けるよりも、【今の自分への向き合い方】を追求する方が、よっぽど重要な事だよね。だって【今の私】を生きてるんだから。
【過去の自分は過去の自分】だし【それっぽいなって思う相手】でも、【結局は自分じゃない】んだもん。【私が勝手に思う】だけで、『相手にとってはなんの関係もない』話。『いい迷惑やって感じ?なるほどな』って思う😂

【事象は違うけれども結論は同じ】っていう、今回も私の日記でした。

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