散歩日記:学士会館
きっかけは表紙買いしたこの本。
パラパラとページを繰るたびに「行ってみたいなぁ…」がむくむくと妄想を広げては、算段をたてていたその時。
ある一文に目が止まった。
「2024年12月で休館」
公式サイトを見ると、そこから5年間は再開発のため営業休止なのだとか…
「ちょっと行ってくる」
山の上ホテルの時と同じ轍を踏んでなるものか、と思い立ったその日のうちに宿泊予約をした。
これにはパートナーも呆れていたが、ソロのほうが動きやすくて。すまないなぁ…。
そして当日。
堂々たる風情…いや、これは時代を感じる。夜に知ったことだけれど、
あっぶな…外観ガッツリ拝めて良かった…。
チェックイン時に東京都の宿泊税として100円をお支払い。
ワクワクドキドキで客室に入ると、目に入ったのは増設された浴室スペース!
最初、箱の天井があいてるのか不安になったよ…。きちんと"箱"だった。コロナで大浴場が使えなくなったとかそんな感じかなぁ…?
昔からあるわけないよね?
過去に宿泊経験のある方、是非教えていただきたい。
そんなドッキリ体験のあと、荷物を置いて早速館内探索へ。南階段側のエレベーター側から一階へ降りると、フロアに大きめの柱時計が。
盤面にある絵画はアール・ヌーヴォーかな?そのあたりの雰囲気。まぁ適当なんだけど。
見に行ったときがちょうど鐘時で、美しい澄んだ鐘音に聴き惚れた。
実際に聴いてほしいやつ。
横にはクラシカルなオルガンがあって、こちらは残念ながら音色を聴けず。定期的に演奏されているのか気になる。
階段には重厚な木材削り出しと思われる手すりだったり、そこかしこに格式と言うか権威と言うか…文化の薫りが漂うねぇ。
その他、屋上庭園や学士会員限定のエリアなど気になるところだらけ。
知人に学士会員いたら迷わず「どんな感じいいいいい!?」って聞いてるな…。
そんな学士会館。
なんと、現在スタッフによる館内見学を行っているのだとか。
※完全予約・日時指定
受付期間めっちゃ短いな…。月ごとで募集かけてるのかしら。
倍率高いだろうなぁ…とは思うのだけれど、隅々まで堪能したい建築好きな人は是非。
5年後、どんな姿になっているんだろうなぁ…。
公式サイト
撮影注意事項について
オマケ
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