ソーシャルメディアラボの裏側:アウトソーシングを徹底活用しよう
「ソーシャルメディアラボって、何名で運営しているんですか?」という質問をよく聞きます。
編集部はなぜか忙しく見えるのかもしれません。実態は、私ともう一人の正社員2名に、インターン生1名の【計3名】で運営しています。
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毎月の定番記事や定期の資料作り、インタビューなどをこなして、月10記事ほどをコンサルタント業務の合間に更新しています。
この4年間走り続けるのに、量も質も、外部パートナーさんやアウトソーシングの方々の協力なくしては不可能でした。
今回はそのノウハウをご紹介できればと思います。
アウトソーシングの活用事例
「ソーシャルメディアラボ」やマーケ部の業務では、こういったものを外にお願いしています。
・①調査記事
・②事例記事
・③イラスト作成
・④提案資料、ダウンロード資料
■①調査記事の例:
毎月のデータ集計と、PPTでグラフにまとめてもらいました。
編集部ではどのデータを集計してもらうか検討し、集計したデータに考察を加える作業のみやりました。
■②事例記事の例:
こちらも欲しい事例のイメージとルールを決めて、30~40件ほど事例を出してもらいました。
そのリストをみて、取り上げるべき事例を選び、考察を加えていきました。
■③イラストの例:イメージの具体化
https://gaiax-socialmedialab.jp/post-58570/
こちらは手書きのペン画をイラスト化してもらい、PPTで納品してもらいました。
土台となるマスターデータは「いつもので!」。これで伝わって楽でした。言葉を調整しただけで、ほぼほぼノータッチで完成。
■④提案資料、ダウンロード資料:
こちらは「複業」をテーマに作ったPPT資料で、会社の許可を得て、資料を外注させてもらいました。
ワードファイルにページネーションをまとめて、画像イメージと合わせて送り、PPTに形成してもらいました。下書き作り1.5時間くらいで手離れした。
ポイント:依頼の中身と依頼の仕方を整理する
■■依頼の中身
依頼の中身は自分たちじゃなくても良い、外部の方に任せた方が効率が良いパートに絞って依頼します。
そのため、経験や知見が必要な部分は内製化することは大前提。そのうえで自分たちでやらなくても良いことを発注していくわけです。
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■■依頼の仕方
依頼を円滑にするためには少しコツが要ります。具体的には下記3点です。
・①解決したい課題(=活用目的)と、実現するためのフォーマットを作る
・②必要に応じて専門家を配置する
・③納品物の進捗管理、品質管理は身近な人に任せる
■①解決したい課題(=活用目的)と、実現するためのフォーマットを作る
イラスト依頼でも、ライティング依頼でも、調査依頼でも、作業される方に「それは何のために必要なの?」が上手く伝わってないといけません。
大体いつもこんな感じの書式で依頼しています。
【●●依頼】
お世話になっております。小東です。
本日は、■■について、●点ご依頼があります。
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▼ご依頼概要
~~して欲しい
▼背景
・Aが起こった
・Bが不足している
▼項目
・ジャンル
・商品名
・URL
・投稿、掲載日
・一言感想(ex. ユーザーからのレビュー)
▼納期:稼働●●時間 想定
●月■日
→小東と●●にメンションで提出、PPTで
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ご検討をよろしくお願いいたします。
なるべく具体的に、かつ網羅的に伝えるようにしています。
・②必要に応じて専門家を配置する
私の部署では、SEOのチェックができる編集者の方や、写真撮影からアイキャッチ画像作成に強いデザイナーの方など、さまざまな領域の「専門家」といえる外部パートナーさんと契約しています。
アウトソーシング会社さんから提供されるリソースは、必ずしもメディア業務のプロではありません。
そこで「専門家」の方と掛け合わせることで、質を担保しています。例えば下記のような依頼です。
● ライティング(アウトソーシング会社さん)
→ SEOチェック・編集(外部の専門家)
→ 社内最終チェック、アップ(編集部)
■③納品物の進捗管理、品質管理は身近な人に任せる
ここも極めて重要なのですが、進捗確認や品質管理は外注せずに身近な人に担当させた方が良いです。
身近だと対面で抽象的な依頼でもすぐ伝えられたり、スピード感が増したり、という面もあります。
ただそれ以上に、メディア運営業務にはライターや編集者、デザイナー、取材担当など関係者が多く、全体を俯瞰できてキチっと判断できる人がいると心強い、という側面が最も大きいです。
最後に:外部の方も、皆合わせてチーム
参考になりましたか??
私たち編集部は確かに3名体制ですが、ただサボっているというより、上手く役割分担させて、知恵と気合でやり繰りしています。
専門性の高いパートナーさんやアウトソーシング企業さんに自分たちの苦手だったり非効率だったりする業務をお願いできるのは本当に有難いです。感謝してもし切れないです。
私たちの編集部やチームのなかに、雑な依頼をしたり見下したりする人はいません。皆でチームだと思って取り組んでいます。
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また、こうしたノウハウは今も日々失敗と改善を繰り返しながら、貯まっていってます。
例えば「外注が進み過ぎると新入りがフローを覚えるのが大変」という問題に、「役割早見表」や「引き継ぎのための情報掲示板」が部署で置かれ始めて、最初のオリエンテーションで共有されるなど。
■ゆるく、ランチできれば
■私が過去に書いたnote記事
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