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紅葉ロードを抜ける、秋のドライブ

「個展、やってます!」
意気揚々と投稿してから早1ヵ月以上が過ぎてしまいました。あまりにも音沙汰がないため「何かあった・・?」と心配された方も、いらっしゃるかもしれません。本当にすみません!

3日間の個展には、たくさんの友人・知人が来てくださり、想像もしなかった出会いや展開があり、本当に幸せな時間でした。当日の様子をNoteに綴りたいなと思いつつ、バタバタしているうちに時間が過ぎてしまいました。

というのも、個展のちょうど1ヶ月後に音楽×アートのイベントを、会社の仲間と一緒に開催したんです。音楽のイメージに合わせて絵をペアリングする、というトライでした。

個展、そして音楽×アートイベント。自称「いい大人が恥ずかしげもなくトライするシリーズ」を、短い期間に詰め込みすぎました(笑)年末年始の間、ゆっくり時間をとって、それぞれについてご報告します。

それまでは、水彩画塾で描いた作品をご紹介します。今回は仙台市 卸町のケヤキ並木です。

モチーフ:仙台市 卸町のケヤキ並木。木漏れ日が美しい


完成版がこちら。赤・オレンジの紅葉ロードにしました!

完成版
引きで見た完成版

制作過程もご紹介。まずは下絵のスケッチ。車を後ろから描くのは意外に難しく、何度も描きなおしました。結果、車の部分だけやたら鉛筆が濃い(笑)

下絵


ファーストウォッシュは、水で濡らしたキャンバスに黄色⇒赤⇒オレンジの順で着色。空はコンポーズブルー、道路はラベンダー×イエローオーカー。車は後で綺麗なブルーにするため、塗り残しています。

ファーストウォッシュ

キャンバスを水で濡らしすぎたからか、紅葉の黄色やオレンジの絵具が、道路まで垂れてきてしまいました。水彩画を始めたころの自分だったら、焦ってティッシュで拭きとったり、ラベンダーを重ねたりしたと思います。が!ここは我慢。むしろ滲んだ色が活きるはず!と信じて、あえて触らずにそのままに。

セカンドウォッシュ

セカンドウォッシュは車体や影、生垣のグリーンを描き込む。紅葉にも暗い色を入れて、陰影をつけていきました。紅葉の色を重ねる際、ティッシュで斜めに吹きとり、差し込んでくる光を表現。


最後の描き込み

最後は、ケヤキの幹・枝・影、車のライトを描き込みました。アスファルトにスパッタリングをして落ち葉を表現しています。


帰宅後は、完成形を飾って振り返り会。まずは反省点から。ケヤキ並木の前後感を出すために、紅葉の影を描き込んだのですが、なぜか茶系を選ぶという。。なぜ、暗めのオレンジにしなかったんだ、自分。
次に、良いところ・お気に入り。アスファルトに滲んだオレンジと黄色が美しい!車のブルーにも濃い部分と薄い部分がある!タイヤと車の影の間の光の隙間が絶妙!
こんな風に、プチ振り返り会を行って、次に作品につなげています。

反省点は紅葉の影(なぜか茶系)、お気に入りはアスファルトのグラデーション

ということで、次回以降も紅葉作品です!

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