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痛みに慣れることの怖さ
スマホで地図を見ながら歩いていたら、地面に窪みがあったことに気付かずに足を捻ってしまった。マンホールをコンクリートで埋めた「そこ」は、スマホを見ながら歩いている私の視界には入らなかった。
思いきり捻った足首はみるみるうちに腫れ上がって、家に着く頃にはアパートの階段を登るのも一苦労だった。
でも、私は捻挫に慣れている。
子供の頃から怪我が多かった。両足首とも捻挫癖がついて、肩も脱臼癖がある。一度癖ついてしまうと、ふいに怪我をしやすいので、怪我をする度にサポーターやテーピングの巻き方を覚えた。
怪我や痛みは「慣れてしまう」。どんな怪我や痛みも慣れてしまうことは実はとても厄介だと思う。「これくらいなら大丈夫」という慢心を抱きやすくなる。
本当は大きな怪我かもしれない。
適切な治療が必要かもしれない。
心もそう。