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【心と身体を整える~~断食道場@龍雲寺5日目】

5日目にして乱れる

早朝ウォーキングで素晴らしい日の出を見て、爽やかなスタートを切ったはずが、5日目にして心乱れまくりの1日でした。

原因は昨日入門してきた女性。年齢は20代後半~30代半ばくらいで、ロングヘアーにキラキラのネール。
朝の集合時間にいきなり遅刻。悪びれる風もなく、肩甲骨あたりまである長い髪をなびかせ、肩を左右にゆすりながらゆっくり歩いてくる。(昔の僕の歩き方みたいだ・・・)
「何なんだ?!!」と思ったまま、読経する本堂へ。
教本を目の高さに上げ、蓮の花を包むように両手で持つのが読経時の作法なのだが、彼女は片手で、さらにはスマホを見るかのようにうつむいた状態で読経している。
次の坐禅では、途中で「フーッ」と大きなため息をつき、足を崩して一呼吸、「エッ、マジか!!」。ストレッチタイムには、一人勝手にインストラクターとは違う動きをしている。
直接的に被害があるわけじゃないけど、「おいおい」と気になって仕方ない。僕自身が集中できない・・・まさに心が整わない状況が続いた。
なんで、そんなに詳しく見ているかって?思う人もいるかもしれません。
僕は決して彼女を目で追いかけていたわけではありません。なぜか僕の前列にいたり、対面に坐っていたり、自然と視界に入ってくるのです。
誰かに強制されてきているわけじゃなくて、自分で意思をもってここに参加しているはずだから、きっと何か求めるもの・理由があるのだろうと思います。単に自分勝手なわけじゃないのだと思います。

でも、できれば明日は普通でいてくれると嬉しいなと思ったりしています。こんなことで、心乱されて集中できないようじゃ、だめですね・・(苦笑)

仏様のような悟りの境地にはたどり着けないな

身体の変化について

1日1食断食って、どれくらいつらいだろう?と皆さん思われるかもしれませんが、本当に驚くほど空腹感はありません。10年前に知人たちと行った、「5日間完全断食」とは全く違います。ある意味快適です。体への負担も少ない実感があります。
①体重は500g/日くらいずつ減っている
 ・今回は減量が目的ではないが、無理のない範囲のダイエットだと言え
  ます。目的は健康になることです。腹八分目の感覚を身につければ、
  それでいいような気もします。その方が、逆にリバウンドも少ないだろ
  うなと予想します。
②体脂肪率と筋肉
 ・部屋にある体重計では体脂肪率などが測定できないので、自宅に戻って
  からのお楽しみにしておきます。ただ、毎朝のウォーキング、朝晩の
  軽いトレーニングとストレッチを継続しているので、それほど筋肉減に
  はなっていないのではないかと思います。
③便通
 ・便秘になります。解説書によると「休息した腸が本来の動きを取り戻せ
  ば、少量の食事摂取でも正しい便通に戻ります。一時の便秘は通過儀礼
  みたいなものです。
」とあります。つまり、現在の過食状態の便通は別
  の意味で正しい状態ではないとのことです。
④集中力
 ・断食期間中、ボーッとなってしまって仕事できないような状況だとすれ
  ば、定期的・継続的に行うことが難しくなると危惧していましたが、
  これは杞憂でした。頭もすっきりしているし、集中力は通常よりも高い
  くらいだと思います。
⑤睡眠
 ・無呼吸症候群に悩まされ、睡眠クリニックに通い、器具をつけて寝てい
  た時期があります。最近はそれほどでもありませんが、相変わらず
  いびきは酷く眠りも浅いです。この主原因はおそらく酒だと思ってい
  るます。この5日間は完全断酒しているので、深くよく眠れています。
  睡眠の質が向上していのかもしれません。寝る前のストレッチ効果もあ
  るでしょう。
  その結果、日中の集中力の高さにつながっているように思います。
⑥リバウンド
 ・問題は普段の生活に戻ってからです。食べる量・中身・タイミングを
  どこまでコントロールできるか、正しく行えるかがまずは最初の関門
  です。
  食べる量は必ず増えるでしょうから、「入りと出」のバランスをしっか
  り 頭に入れておくことが重要だと思っています。そして、少し多めに
  食べてしまったら、「運動で処理する」か「翌日節制する」ことです。
  溜め込まないことにつきます。こういう当たり前の感覚を身につけたい
  ものです。
 (直接お会いする機会のある際には、コメントください!!)

この仏像、本当に美しく神々しい

心乱れた一日でしたが、今日も定例朝会除いて長短合わせて計5本のMtg。
来週の社外打ち合わせ関連のアポ取りや資料準備など、一応予定していた仕事は完了できました。
誰もがこういう形での働き方が可能なわけではないと思いますが、組織全体のパフォーマンス向上施策、さらには一人一人のリフレッシュ&刺激機会として、企業単位の取り組に進化させられたら素晴らしいと感じています。

明日は心乱さずに。


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