帰国プロセス③ホテル隔離
2022年2月2日モルディブを出国し、翌日(2月3日)に成田空港・日本に到着しました。
ホテルまでのプロセスは、帰国プロセス①モルディブからの出国と帰国プロセス②日本へ入国を別途ご覧ください。
さてさて、また謎に包まれたホテル隔離生活。
日本に住む友人曰く、詳細の報道がされない謎の機関「ホテル」編です。
ホテル隔離に関しては、あくまでホテルごとに決まりやプロセスが異なるかと思いますので、参考程度にご覧ください。
【Quarantine】in Tokyo, Japan
空港から指定された隔離ホテルに専用バスで移動すると、ホテルは完全に厳戒態勢でお出迎え。これをもはやお出迎えと呼んでいいのかどうかは謎ですが、ホテルの通常営業は一切しておらず、帰国者専用の隔離ホテルになってました。
地方に飛ばされる噂も耳にしていましたが、私は【APAホテル両国駅タワー】にお世話になりました。
成田からホテルまでは、バスで1時間程度。
少人数ごとに分けられてチェックインというよりかは、入室許可手続きを終えると、体温計とキーカードを渡されて自室へ。
部屋は、可もなく不可もないビジネスホテル。
日本ならではのいっぱいコンセントあって有難かったし、シャワーの勢いも強くて極楽。お湯も数秒で出る神テクノロジー。
日本人にとっては当たり前かもしれませんが、モルディブ帰りの私にとっては感動の域に達しました。
食事は、朝昼晩の3食【8:00・12:00・18:00】にお弁当が配給され、ドアノブに掛けられるシステムです。
毎回放送があり、
「只今、皆様のお食事をお配りしております。次のアナウンスがあるまでドアを開けないでください。」
10-15分後。
「皆様のお食事をお配りしました。マスクを着用し、扉が閉まらないように押さえ、お食事をお取りください。」
オートロックを考慮した、ロックアウトしないでくださいねという優しさまで配慮されたアナウンスが流れます。
普段は朝食を食べない生活をしていますが、なぜか隔離中は常にお腹が空くもの。動かないのに、3食定時にしっかり食べても、なぜかお腹が空くというヒトという動物の不思議にいつも直面します。
【Meal】お弁当コレクション
さて、ここで気になるお弁当コレクションを一挙公開!
3食しっかり食べてもなぜかお腹が空く人体の不思議。空腹を満たすための、緑茶とコーヒーを飲む。そんな日々でした。と言っても、たった3日ですが。
飛行機を降りてから一切お店などに立ち寄れないので、出発する国やトランジットの際にお菓子を余分に買っておくといいですよ。
【PCR】最終日の朝
3日目の朝、6:30にPCRの容器がドアノブに掛けられ、唾液をラインまで貯めて、提出。
12:00頃に結果を電話で言い渡され、13:00にバスの準備ができたと再度電話があり、13:30にバスに乗り、成田空港へ。
どれだけホテルから自宅から近くても遠くても、入国した空港へ戻らなければいけない規定があります。
厳戒態勢のスタッフの方々に見送られながらバスに乗り、空港に着いたら何のアナウンスもなく、いきなり解散。
ここで、「公共交通機関を利用せず…」のようなダメ押しのアナウンスが入るかと思いきや、ここは敢えて何もなく、サラッと降車。
日本が信用の社会で成り立ってるということが分かります。
【Go Home】
KEISEI SMART ACCESSにて専用車両を利用して京成上野まで向かうプランを予約していたので、チケットを受け取るために京成のカウンターへ。
ポップを見ると、事前予約してなくても、席さえあれば当日予約もOKだそうです。
補足までに、KEISEI SMART ACCESSのスタッフの方はとても良心的かつ臨機応変に対応してくださる最高に好印象をいだきました。
駅員さんに専用の用紙を見せれば駅構内に入れ、専用車両・指定席に着席。
京成上野駅に到着すると係の方がホームで待ち構えており、その方の先導の元駅を出て駐車場まで案内されます。またもやある意味VIP。
家族に車でお迎えに来てもらったので、そのあと帰宅です。
ということで、あと数日自宅隔離を楽しみます。
帰国より14日前にどこの国にいたかにより、日本での入国方法が異なったり、毎日のように更新される規制や規定に則して入国しなければいけませんが、今回の入国を経験してしまったら、これでコロナ禍の帰国も怖いものなしです。
ひとりでも多くの方が安心して帰国できますように!