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あなたの方向性 当たっていますか?

今回は千田琢哉さんの『「自分の名前」で勝負する方法を教えよう』という本の紹介をしたいと思います。

僕の一番好きな著者であります「千田琢哉」さんの本で、最近Twitterを始めたり、楽譜を販売したり、個人として勝負をし始めたところだったので、自分の方向性が正しいか確かめるために読みました。

この記事読んでいる方にはnoteやほかのSNSで発信している人が多いかと思います。

結構本質的で厳しい内容にはなりますが、自分の方向性が正しいかどうか、今一度確かめるために最後まで読んでいただけたらと思います。

有能か無能かは、勝負の土俵で変わる

土俵

あなたが有能か無能かは、絶対評価ではなく、相対評価で決まる

プロスポーツ選手は勉強できなくても、そのスポーツで勝ち続ければ有能だし、反対に勉強ができるプロスポーツ選手がでも、肝心なスポーツで勝てなければ、それは無能となります。

ビジネス書のエリート著者で、過去に3回以上転職をしている人は、そのたびに勝負の土俵の偏差値が落ちていることが多い。
それは、ここでは「自分は勝てない」と判断し、相対的に有能に見える土俵に引っ越しているのである。

僕も転職しましたが、正直、前の職場より今の職場のほうが、偏差値低いです。ただ、今の職場のほうが、仕事の成果を上げることができています。

それは本音を言うと、前の職場で当たり前のようにやっていたことを、今の職場でやると褒められます。褒められてどんどん仕事を任されるようになっているので、成果があがっています。

これが、「相対的に有能に見える土俵なんだな~」と身をもって感じています。

評価されたいことではなく、評価されたことがあなたの強み

ビジネスマン1

あなたが評価されたいと思っていることは、周囲の人から見ると実は、「才能もないのに...」と思われていることがほとんどみたいです。

それに対して、周囲から評価されるものは、他人から褒められてもポカンとして受け入れようとしないことが多いです。

自分としては当たり前と思っていたこと、特に意識していなかったことこそが、本人の才能である。

そして厳しいことを述べることになりますが、著者曰く、強みに努力は関係ないそうで

本当の強みというのは、努力で下剋上できるようなレベルではない

といいます。もちろん努力をしてはいけないわけではないが

努力をして勝ち取った強みは、努力をせず勝ち取った強みに劣る
あなたが1万時間努力して100の成果をあげたとしても
100時間で100の成果あげる人が現れては勝ち目はない。

勝ち目のない土俵は潔く降りて、周囲の半分以下の努力で、周囲と同レベルに到達できるような「土俵」、「強み」で勝負するべきであります。


自分の才能のサイズを正確に把握しておく

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世界一の投資家ウォーレン・バフェットが述べた言葉にこのようなものがあります。

大切なことは、自分の能力の輪を大きくすることではない。輪の境界を厳密に決めることである。

IQ160の人がIQ200のふりをするよりも、IQ120の人がIQ120の勝ち方をするほうが確実に勝てる、ということであります。

3000人以上の経営者と対話した著者曰く、

長期的な成功者の共通点は、自分の分を知っていること
そして、それを踏まえて行動して、習慣化している。

「世界的な企業を目指す」と叫びながら、翌年には借金取りに追われる経営者もいれば
「自分は人様を雇えるような人間ではない」と冷静沈着に、個人事業主に徹して、従業員数百人に匹敵するような年商を上げるような人もいた。

分を弁えるということは、負けることではない。
己の器のサイズを正確に把握して、自分”ならでは”の勝ち方で勝負していくことが大切であります。

まとめ

①有能か無能かは、勝負の土俵で変わる
相対的に有能に見える土俵で勝負しましょう
②評価されたいことではなく、評価されたことがあなたの強み
本当の強みというのは、努力で下剋上できるようなレベルではない
周囲の半分以下の努力で、周囲と同レベルに到達できるような「土俵」、「強み」で勝負しましょう
③自分の才能のサイズを正確に把握しておく
己の器のサイズを正確に把握して、自分”ならでは”の勝ち方で勝負していく

この本買ったのは1年前くらいで、その当時は「へーそうなんだ」と思ったくらいでした。

でも、久しぶりにこの本を読んで、今の色々なことに挑戦している自分にとっては刺さる内容が多くて、今の自分のためにあった本なんだなと感じました。

皆さんにとっても、挑戦の方向性を今一度見直してみるきっかけになればと思います。

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