非常識な成功法則
今回紹介する本は、「非常識な成功法則」という本です。
この本を知ったきっかけは、竹之内社長のYoutubeのチャンネル名からでした。竹之内社長がこの本に影響を受けたということでチャンネル名にまでした本である、ということで興味がでて読んでみました。
内容は今までの成功法則とは、真逆というか、確かにタイトル通り非常識な成功法則だなと感じた内容でした。
最近読んだ本では、「嫌われる勇気」と並ぶくらい衝撃的というか、考え方を180度変えられた本になります。
その衝撃的な冒頭部分を紹介したいと思います。
世の中にあふれている成功法則は、凡人には通用しない
実は世の中にあふれている成功法則というのは
成功者がさらに成功するための法則
成功者が天狗、傲慢にならないために自分自身に言い聞かせる言葉
を綴ったものがほとんどである。
例えば
本当に大切なのはお金じゃない
謙虚でなければならない
人との出会いを大切にする などなど
成功するためにしっかり稼がないといけない時期に、「お金がすべてではない」と言われたら、かえってこの常識的な成功法則はマイナスになるのではないでしょうか。
凡人はこの成功者のこの言葉を真に受けてしまって。
「お金がすべてではない」⇔「でもお金は儲けなくてはならない」
「謙虚でなければならない」⇔「でも傲慢でなければ高値で売れない」
「人との出会いを大切に」⇔「でも下請け仕事をやらされる」
などと、気持ちが揺さぶられるため、前に進めず成功できないことが多いそうです。
では、この揺さぶられる状態から脱却するにはどうすればいいの?と思いますよね。
お金と心の問題を切り離す
この感情の振り子状態から脱却するためには、お金の軸と心の軸で分け、それぞれ切り離して考えるとわかりやすいと言います。
それがこちらになります。
お金の軸は、単純にお金の額ですね。年収が多ければすごいと言われる。億万長者になればそれがブランドとなる。
心の軸は、「貧しい」か「豊か」で考えます。
「豊かな心」とは、貢献、愛、感謝等で
「貧しい心」とは、嫉妬、名声欲、物欲、怒りなどの感情になります。
そして結論から言うと、①の凡人から④へ行くための最短ルートが
凡人→成金→本当の成功者 というルートが最短だと言います。
凡人はお金に進むのか、心に進むのか迷って結局とどまっていることが多いです。
なので、まずは貧しい心、「悪」のエネルギーを使ってお金を稼ぐ。お金が増えたら世の中の成功法則にそって「豊かな心」を学び、本当の成功者へとなるのが良いです。
「悪」のエネルギー
「悪」のエネルギーというと、一般的にはマイナスなイメージで、持ってはいけないといわれている。
しかし、「悪」の感情は非常にエネルギーが高く、戦争を起こして、殺人を可能にすることもできるほどで、
成功した社長には、子供時代貧乏だった、成績がよくなかった等、コンプレックスがあることが多く、周りを見返してやりたいという感情で成功者になることが多い。
著者も「サラリーマン時代に、馬鹿にされた人への怒りの感情で独立した」と述べているため、非常に強力な「悪」のエネルギーを使わない手はないです。
ただ、「悪」の感情を使いすぎると、顔に出て人相が悪くなるので、あくまでも短期決戦。成功のための技法上の課題として割り切ることが大切です。
まとめ
世の中にあふれている成功法則は、凡人には通用しない
成功者がさらに成功するための法則や、天狗、傲慢にならないために自分自身に言い聞かせる言葉
お金と心の問題を切り離す
まずはお金を稼ぐ。お金が増えたら世の中の成功法則にそって「豊かな心」を学び、本当の成功者へとなる。
「悪」のエネルギー
「悪」の感情は非常にエネルギーが高い
周りを見返してやりたいという感情などを稼ぐ力に変える。
この本読んで、まさに自分がお金と心で揺さぶられている凡人だと思い知らされました。
それに気づけたことがこの本を読んだ一番の収穫だったなと思います。
今回冒頭のみの紹介でしたが、他にも多くの学びがあったので、また紹介できたらなと思います。
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