滑舌を良くしたいなら、今より「3倍」口を大きく開けよう
緊張しててもバッチリ伝わる!
本番力アップコーチの 藤森みえ子です。
今日は一年のうちで最も昼の時間が長い夏至ですね。
明るいうちに時間を有効活用できるので、おトクな気分です。
さて、今日は多くの方が悩む「滑舌」についてのお話です。
「かつぜつ」・・発音が難しい言葉で、気を抜くと
噛んでしまいますね(笑)
滑舌の良い人ってどんな人?
あなたの周りに、滑舌の良い人はいますか?
それはどんな人でしょう?
「声が大きい」
「話し方がハキハキしている」
「表情が豊か」
おそらく、これらの条件が思いつくのではないでしょうか。
活発で、ニコニコ笑顔で、人前に出て話すときも堂々としている。
ビジネスシーンや日常生活においても生き生きとしている姿が
目に浮かびます。
実は、上に挙げた3つの条件は、滑舌を良くするためにとっても重要なこと
なんです。
滑舌を良くするためには、どうしたらいい?
息をしっかり吐いて、大きな声で話そう
滑舌が悪い人は、ボソボソと小さな声で話しがちです。
聞き取れないほどの小さな声は、相手にとってストレスとなります。
声は吐く息と合わせて発するものです。浅い呼吸ではなく、深い呼吸で
しっかりと息を吐き、大きい声で話しましょう。
自分が思うよりも3倍 意識して口を大きく動かしてみよう
日本語は、すべて母音である「あいうえお」でできています。
その「あいうえお」をはっきり発音するためには、口を縦横に動かす
必要があります。
「あ」・・大きな丸をイメージ。指が縦に3本入る大きさが理想です。
「い」・・頬を横にひっぱり、唇を平らに伸ばすイメージ。上下の歯はつけない。
「う」・・唇を前に突き出してタコの口をイメージ。
「え」・・「あ」の形から少し頬を横に引きます。
「お」・・「あ」の形から縦に口を開きます。
滑舌を良くするためには、自分が思う以上に口を縦横にしっかりと動かさなくてはいけません。普段から滑舌が良くない、声が小さいと感じている方は3倍大きく
してみましょう。
より本格的に滑舌を良くしたい方は、「母音だけで話す」トレーニングもおすすめです。
「おはようございます」 → 「おあおうおあいあう」
こんな感じですね。ポイントは、
「大きな声で、ゆっくりと、口の形を意識する」です。
表情筋を使って感情を言葉に乗せてみよう
呼吸の使い方、口の動かし方などの発声がある程度意識できるように
なったら、次は表情筋を使うことを意識してみてください。
普段の生活の中で、嬉しいことやびっくりした時など、どんな表情で
話していると思いますか?
例えば、あなたが絶対に受からないと思っていた難しい資格試験に
合格したとしましょう。
「えーーっ まじで??」
「うそ! もうダメかと思ってた!」
「ああ〜、頑張って良かったなぁ。いい気持ち!!」
「おおー、やればできるんだなぁ。嬉しい!」
どうでしょう?自然と母音を使って、表情豊かに話せていると思いませんか?
感情が伴うと人は表情が豊かになり、声も大きく、はっきりと発音できるんです。
これらの原理や法則を理解していれば、日常生活での会話はもちろん、
人前でのスピーチやプレゼンでも滑舌よくハキハキと話せるようになりますよ。
では、また!