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野球ファンを改めて実感した映画

季節は1月、プロ野球は完全にオフシーズン。

一方でプロ野球にかわりウィンタースポーツが盛り上がり、野球場での熱狂をなつかしむ時。

ならばこの機会にわたしのプロ野球ファン歴をもって、自己紹介をさせていただきたい!ということで、今回は第9回、もしよかったらお付き合いください!

前回の「ひと時の別れ、新たな出会い」もどうぞ。

日本のプロ野球と並行して、1980年代後半から大リーグを見ていた時期があります。NHKのBS放送で深夜によくやっていました。

解説はパンチョ伊東さん。当時ドラフト会議の”声”としても有名で、物まねされるくらいの有名人でした。大リーグの解説ではとにかく奥深い知識に感心したもです。

大リーグを見るようになったきっかけは、西武ライオンズの羽生田選手という外野手の存在。

彼はとにかく強肩で、ライトからホームへの送球が、山なりではなく、まさに矢のような一直線でキャッチャーミットに投げ込む。スタンドで観ていて素直にカッコいいなぁ、と思ったものです。

当時外野からの返球は中継挟んで、というのが主流?だったかどうかわからないけど、もの凄く印象的でした。

ちなみに今になって思うと、羽生田選手のように強肩、外野手、足が早い、そしてスイッチヒッターというのがわたしのお気に入り。

その後テレビでたまたま見た大リーグの映像が、羽生田選手かそれ以上の選手が続々登場し、かつ外野手に限らず全てにおいて桁違いのスケール感。

「あ、こんな世界があるのか…」ということでハマってしまいました。

そんな折、わたしにとって生涯超えることがないであろう№1の映画に出会いました。

『フィールド・オブ・ドリームス』

1989年公開のケビン・コスナー主演映画。

”If you build it, he will come."

という不思議な声を聞いた農夫が自分のトウモロコシ畑をつぶして野球場を作るところから話が始まります。

話の中身はネタバレとなってしまいますので割愛しますが、野球がいかに人生に深く関わっているのかを共感できる映画です。

つい先日YouTubeでダイジェストを観ただけでも、うっかり涙腺が崩壊してしまうくらいわたしの心に突き刺さる…。

映画では、要所要所で天の声ならぬ「お告げ」が聞こえてきます。主人公は、このお告げの通りに行動。どんなにばかげたことであっても、周りから嘲笑されても。

そして、この映画には涙腺が崩壊するポイントが3つあります。この場面に遭遇すると誰にも涙を止めることはできない、はずです。

この3つのポイントは以下の通りです。

・自分の信念を貫き通せばその思いが必ず他人に伝わるということ。
・自分のことよりも他の人を助けることを優先すること。
・親子の絆は言葉で伝えあっていなくても通じていること。

どうでしょう?

野球を題材にした映画ではありますが、人生の大切なことを教えてくれる映画でもあります。当時浪人生だったので、なおさら自分の心に響いたとも言えます。

わたしは野球部出身でもないし、単に球場のスタンドやテレビで観る専門のファンの一人です。

でも、野球をとおして人生の大切なことをこの映画が気づかせてくれました。もうこの映画なくしてその後の人生は成立しないといっても過言ではありません。

話の中身は割愛と言いながらそれなりに語ってしまいましたが、この作品に出会えたのは何かの「お告げ」だったのかもしれませんね。

さて大リーグも観ていたし『フィールド・オブ・ドリームス』に影響を受けたわたしは、一人アメリカに行くことにしました。といっても2週間ほどの旅行。

もちろん目的は大リーグ観戦。シカゴカブスの本拠地で全米最古の球場リグレーフィールドと、ニューヨークメッツの本拠地、今は亡きシェイスタジアムで観戦を果たすことができました。

ほんとうは映画にも出てくるボストンレッドソックスの本拠地、フェンウェイパークにも行きたかったのですが断念。

そしてこの映画のロケ現場にも行きたかった!でもトウモロコシ畑のど真ん中にあるため、空港からレンタカーで数時間、初めての海外一人旅ではさすがにハードルが高すぎました。

もちろん今でも残っています。実はこのロケ地で2020年の大リーグ公式戦が実施される予定でしたが敢え無く延期に。

いつかここでの公式戦を観たい!そして訪れてみたいです。

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最後までお読みいただきありがとうございます‼️

次回は「原点回帰!」をお届けします。

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