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【SDGs】質の高い教育をみんなに

こんばんは!まなてぃーです🧜‍♀️

今日は私も少なからず関わっている教育についてです。
書き出したら止まらなくなってしまい長めです。笑

※教育と言えど生涯教育の時代ですが、
本記事では主に子どものための教育について記していきます。

まずは私がいいなと思った
世界の教育事情をチラリとご紹介!

フィンランドではすべての子どもたちに保育施設を用意することが
自治体の義務となっています。

ラトビア共和国には市運営のユースセンターがあり、
音楽やスポーツ、絵画等の各種教室は
0-25歳までのすべての人が無料で受けられます。

アメリカでは上級学校への進学・入学試験がなく、
進学への道が誰にでも開かれています。

そして世界には色々な学校があります。

イギリスでは始業前の教室で
パンケーキや果物を食べたり牛乳を飲んだりすることができます。

モンゴルでは遊牧民族の特徴に合わせ動く学校があります。

橋の上に学校があったり、
海に続く校庭があったり、
授業前に精神統一をする国があったり…

想像するだけでワクワクしますね!🏄‍♂️✨

授業の内容や教え方も様々です。

例えば学校付近の川の汚染をテーマに取り上げた場合。

日本ではなぜ川が汚れているのか原因を調べますが、
ドイツでは汚染源が分かったところから授業が進みます。

この汚染問題をどうしたらいいか?

責任者に会おう

市長に訴えよう

新聞に取り上げてもらおう!

ここまで辿り着くのです。

原因を解決するためにどのように行動を起こすかを
教育の最重要課題にしています。

子どもたちの考えや話し合い次第で、
授業がどう展開していくか可能性は無限大。
面白いですよね😊

学校は勉強するだけでなく、
こうして友達と話し合ったり考え合うことができる場です。

そんな学校に、
様々な理由で行けない子どもたちが世界には沢山います。
なぜなのでしょうか?

1.世界の教育問題


まずは学校が近くにない、教科書がない、
先生がいないという物理的な理由があります。

初等教育における先生1人あたりに対する生徒数を見てみると、
日本が16人の割合なのに対し、
中央アフリカは80人となっています。
福祉大国ノルウェーは9人です。

家の手伝い等で通学できる余裕がない子どももいます。

児童労働に従事する5-17歳の子どもは約1億5,200万人。
以前に比べ減ってきてはいるものの依然多い状況です。

女の子だから、障害があるから、
少数民族の子どもだからという昔からの風習で
学校に行くことを許されない子どももいます。

アフリカや南アジアでは特に女児の早期結婚が問題となっており、
教育の機会が奪われています。

戦争や自然災害で学校が壊されてしまったり、
それどころではない為通学を諦めてしまう子どももいます。

様々な理由で教育が受けられないとなると、
読み書きができません。

字が読めなければ、
検索することもメッセージを送ることもできません。
列車の行き先も分かりません。

日本のように義務教育期間が定められている国でも、
不登校や引きこもりの問題があります。

支援が不十分でないからと言って、
教育の質が高いとは言えないのです。

質と言えば、
保育士の質低下へ対する懸念は現場で働いていても常々感じています。

保育の量を拡大する名目で進めた規制緩和、
利益優先の事業者の参入、
開園時間の長さやサービスの充実による保育士の負担増等々…

課題山積みの保育業界!
この手で変えていきたいです✊

2.対応


少し話は逸れましたが、
学校へ行けない子どもたちのために世界の様々な組織が力を尽くしています。

当然日本にもそういった組織はあります。

公益社団法人日本ユネスコ協会連盟は世界寺子屋運動を実施。
年齢や宗教や性別を越えて
寺子屋=学びの場を提供し教育を支援しています。

文房具や教材の他に
ランドセルを現地へ届ける活動をしている団体もあります。

パキスタンのマララ・ユフザイさんは有名ですね。

すべての子どもたちが教育を受けられるよう熱心に活動したことで
タリバンに銃撃されてしまうという痛ましい事件もありましたが、
決して怯むことなく声を上げ続ける姿には感服の念しかありません。

少数民族の子どもの為に、
二言語教育を実施する学校も増えてきたようです。 

3.できること


質の高い教育をみんなに届けるために
私ができるというかやらなければならないと思ったことは

知ること
声を上げること
教育の担い手になること
です。

知ること

カンボジアで学校建設プロジェクトに参加した際
校長先生にヒアリングをする機会があったのですが、
ニーズとのギャップを感じました。

学校というハコは実際もう増えつつある、
けれど音楽や体育を教える先生や、
理科の実験に使う道具がないと言っていたのです。

現地で今本当に困っていることは何か、
正しく理解して支援することが必要だと感じました。

この時から
相手の言葉で聞いて自分の耳で聞くこと
大切にしています。

声を上げること

マララさんが声を上げ続けているように、
私たちも発信していかなければなりません。

「ぼくたちはなぜ、学校へ行くのか。」
著者の石井光太さんの言葉をご紹介します。

戦争はいけない、
と言うだけでは戦争は止まらない。
差別はいけない、
と叫ぶだけでは差別はなくならない。
しっかりと自分の考えをつくりあげ、
それを人にわかってもらえるようなことばにして伝えなければならない


発したことばを、
ちゃんと聞いてくれる人がいる

その人たちは、
あなたの力になってくれるはずだ

そういう人が一人また一人とふえていけば、
世のなかは、
よいほうへ変わっていく。

🥺

noteもそうですがせっかくSNS等ある時代なのだから
私ももっと有効活用していかないとなと思います。

教育の担い手になること

私が日本でもっと推していくべきだと思うのは、
環境教育です。

単に環境問題を学ぶということではありません。
問題を解決していくための表現力や会話力、
さまざまな資料をしらべる力、
みんなで協力すること等。

環境教育は自分を知り、ほかの人や自然との関係を知り、
その関係を豊かにしていくものです。
社会生活や生きていく上で必ず役に立つと思います。

子どもの権利条約には次のように謳われています。

子どもが、
みんなの生きている地球の自然のたいせつさなどを
まなべるようにしなければなりません。

私はインターナショナルプリスクール勤めですが、
まだ幼い子どもたちにもこのことをしっかりと伝えることが
自分の役割のひとつだと思っています。

教育を担うのは先生だけでなくていい。
保護者だって近所のコミュニティーだって仕事仲間だって
誰にでも伝えることはできます。

先生とか教育者と言うと堅苦しいけれど、
誰かの為を想って何かをちょっと教えてあげたら
それはもう教育ではないでしょうか?

自分自身が担い手となり、
そういうマインドを持った人を増やしていきたいと思います。

皆さんも世界の教育問題を正しく知り、
自分の考えを声にして、
伝える側の人間になりましょう!!!

長くなってしまいましたがお読みいただきありがとうございました!
教育保育に対する想いは初期にも語っているので是非❣️

See you on Sunday. 👋

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