LEO|聖なる紅茶を一杯、一杯、一杯
友人が友人を亡くした。長年の友人だったようだ。それをわたしは人づてに知った。
なにか声をかけたいものの、日本語はむずかしい。故人はご家族ではないから、お悔やみ申し上げます、というのは違う気がするし「ご愁傷さま」に至っては使い慣れていないとなんとなく悪口のようにさえ感じる。そうでもないか。でも、どうしたらいいんだ。せめて、しばらくはご無理のないように……と言いたいけれど、その訃報を受けてどうやら追悼文の原稿とか対談企画とか雑誌特集の準備とかがいっぺんに舞い込んできているら