シナモンが足りない
noteチャレンジ15日目。
昨日は体調不良のためお休み。今日から再開。
今日は1か月くらい前に作ったアップルパイのお話。
偏見だらけのストーリーだから、反論があっても見逃して。
アップルパイは秋になると、紅玉を買ってきて作る毎年恒例の季節のお菓子だ。
そして今は春。
春に帰省すると母が秋に買っていた林檎を手に、「アップルパイ作って」とひとこと。
どうやら秋に買った林檎を何か月も放置してあったらしい。
林檎はすっかりぼけてしまっていた。
ぼけるというのは食感がしゃりしゃりになってしまうこと。
どうやら方言らしい。
アップルパイにするには、丁度いいか。
アップルパイの主役って?
言うまでもなく林檎だ。
だけど、私にとって準主役をあげてもいいくらい大切なものがある。
シナモン。
私にしてみれば、シナモンが入っていないアップルパイはアップルパイじゃない。アップルパイ過激派と呼んでくれてもいい。
以前住んでいたアパートの近くに大好きなケーキ屋さんがあったのだが、そこの名物はアップルパイだった。
そのケーキ屋さんは、とても人気で、ケーキもとってもおいしくて大好きだった。
ただ、その名物のアップルパイは肝心のシナモンが入ってなかったのだ。
特徴的な香りだからか、シナモンは苦手な人も多い。
多くの人が楽しめるのはシナモンなしのアップルパイなのだろう。
そしてアップルパイのレシピのほとんどで、シナモンを入れる場合、「これでシナモンが十分に香るのだろうか」というくらい、書いてあるのはとても少ない量だ。
シナモンで林檎が茶色くなるくらい入れるのが私流。
入れすぎなのかもしれない。
だけど私にとってシナモンは準主役だ。
疎かにできない。
それとアップルパイを焼くときに忘れてはいけないのはこの曲。
次の秋はぜひシナモンをたっぷり入れて焼いてみて。