《朝のミュージック》ドヴォルザーク『新世界より』〜彼は鉄道ファン?〜
九條です。
私は列車に乗ってどこかへ出かけることが大好きなのですが、鉄道じたいにはあまり詳しくありません(ほとんど興味ないです←すみません)。
しかし先日、隣街の堺市に住んでいる鉄道ファンの友達から聞いた話なのですが、あの作曲家のドヴォルザークは大の鉄道ファン(鉄オタ)だったとか…。
そのことがよく現れている曲が、彼が作曲した『新世界より』の第4楽章だそうです。
ドヴォルザークの『新世界より』といえば、日本では第2楽章のラルゴ(別名『家路』「♪遠き山に日は落ちて…」という日本語Ver.)が有名ですね。
けれども、第4楽章では巨大な蒸気機関車が長い長い客車を牽いて力強く駅を出発し、汽笛を響かせ、北米大陸を疾走している光景を表現したものだそうです。
なるほど、そう言われて改めて第4楽章を聴いてみると、さもありなん。そういう風に聴こえますね。とくに冒頭といちばん最後の部分が…。^_^
アントニン・ドヴォルザーク作曲
交響曲第9番『新世界より』第4楽章(1893年発表/10分49秒)
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