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はつメモ#6:自分を象る歌(アニメ・ゲーム篇)

若い時、歌に感銘を受け過ぎて、地でその歌やその作品の登場人物のように生きる努力した時期があります。

アニソンだったり、ゲームソングで。

この手の歌は「そうありたい」と云う気持ちにさせてくれるモノがとても多いのですが、あくまで歌であり作品にリンクしています。

だから日常に適応させるのは、もはや"バカの所業"と言われても言い返せません。
しかも今でもそれが根強く残っています。

ただ、悔いなし(笑)

最近ラジオでご紹介した事に影響を受けて、改めて見返す、聞き返す機会が多くなりました。
その中で"まるで自分のコトを歌っている"ような気持ちと、改めて"応援歌"であり"自分を象徴するかのような歌"に限定して、今回はそんなお話しをさせて頂きます。


※先に言います。かなりマニアックです(笑)


Advanced Wind(WildArms Advanced3rd)


https://m.youtube.com/watch?v=eUMVdJ3NN9E

生き方に最も影響を受けているものが2つあり、ひとつはコレです。
noteやラジオで「同じ眼(瞳)をした仲間」と僕は言っているのですが、それは間違いなくココから来ているものと最近気付きました(笑)
また一時期、僕はよさこいチームのメインMCをしていた時があったのですがセリフを作る際にも

過ぎた時間は 定めとしても
来たる明日は 誰も知らない
同じ眼をした 仲間と共に
吹き付ける想い 追い風とならん

と2013年に言っていて、過去作を見返していたら同様に2010年に弟の大学サークルの周年で客演した時も似た事を言ってました。
根付き過ぎ(笑)

実際の歌詞の中でも2番がとても好きで、

このまま立ち止まるより
見上げた空の高さにあきらめるより
過ぎた時は運命(さだめ)でも
明日は誰も知らない
抗うことはまだ出来るはず

焦る気持ちの裏で忘れられない
願いを抱きしめているから

荒野に同じ瞳をした優しい追い風を集めて
往こう ここから始まる未来へ

集大成じゃないか(笑)

事実"ゲームを作りたい夢"と"作品を通じて人を楽しませたい想い"を持ち続けた結果、32歳の時にカタチは違えど「自分の企画脚本演出で芝居を打ち、謎解きゲームでたくさんの人に楽しんでもらえた」のですから。
最も重要なのは「お金を払ってやりたいと思ってくれた人たちが居たコト」です。

今でもこみ上げる、熱いひと時でした。

旅立ちの鐘が鳴る(スクライド)


https://m.youtube.com/watch?v=Cei7QKNE9as

生き方に影響を受けているモノ2つ目。
スクライドと云うアニメ自体が僕の人生に多大な影響を与えています。
当時自分はサンライズではないけどアニメーション会社に居ましたのでイチ視聴者よりは若干深いトコロで関わり、そして魂の全てを持っていかれた記憶があります。

スクライドの話は、いずれたっぷりさせてください(笑)

歌は色々ありますが、その中でのコレです。
これは最終話の最後のエンドクレジットと共に流れるのですが、この作品…全26話あって何ともまぁ男臭くて暑苦しくて、しかし魂が揺さぶられる「どうしようもない漢たちのエレジー」であると思っています。

これは聴いてくださった方が良いと思いますし、スクライド、見てください(笑)

この歌で書かれている誇りや信念は40になった今もまだ魂に刻まれていると思います。

BIRTH(アキハバラ電脳組)


https://m.youtube.com/watch?v=Ps5SNotTTaY

瞬発力で乗り切るのが得意なら それでいい
恥ずかしがらず余計なプライド throw away

ここからはあまり長々と語らないようにトントンと。
奥井雅美さんの歌は良く聴いていました。
元気になれる、前向きな歌詞が多くて。

知ったのは爆れつハンターのMASKからだと思います。
この頃の勢い凄まじく、恐らく僕の世代でアニメ好きな人なら知らない人は居ないでしょうね。

中でもこの歌はかなりヘビロテで聴いていました。

見えない翼(金色のガッシュベル)


https://m.youtube.com/watch?v=hFBWVSZTOCE

ガッシュは漫画全巻持っていたくらいで、これも熱い友情の物語でしたね。
この歌の前に「カサブタ」と云う歌がありそれも大好きなのですが、自分の象徴と言えばコチラ。

何をしたって うまくいかない
そんな時だってあるさ 誰にだって

石コロ蹴飛ばして拳握り締めたら
ここから飛び出そう 君は1人じゃない

大空に高く手を伸ばしてみろ
きっと 新しい何かが見えてくるはずさ
悲しみもいつか笑顔に変わるんだ
誰もが持ってる 見えない翼で
夢の場所を目指すのさ

悔しい時の応援歌として聴いてました。
等身大の自分…と云う風な感じで、この歌に勇気をもらって歌詞通りに「大空に手を伸ばして」いました。

嵐の中で輝いて(機動戦士ガンダム第08MS小隊)

何故これはプレビューされるのだろう…。

凍りつくような 強い風でさえ
その胸に輝く 夢を 消したり
そうよ 消したりなんて出来ない

嵐の中で輝いて その夢を諦めないで
傷ついた貴方の背中の天使の羽
そっと抱いて 抱いてあげたい

これは作品としても名作で一年戦争期のヒロイックサーガではない、とても泥臭く地味だがリアリティある戦場に生きる人たちを描いたモノだと思います。
その主題歌であるこの歌は相当なヒットを飛ばし、深夜のアニソンのラジオで必ずランキングに入っていた程です。

やはり夢…。夢と云う言葉に弱い。
それだけ若き日の自分は"成し遂げたいモノ"がありながら、一歩踏み出しては挫折してそれでもまだ這い上がりたいだけの何かがあったのでしょうね。

Back to the Ground(H2)

これは初めて"聴いて泣いた歌"で、カラオケでも歌うんですけど"歌いながら泣いちゃう歌"です。

誰かが何を言っても 気にしない
自分を信じてるから
いつかはきっと近づく 果てしない
大きな夢に

このフレーズで感極まり過ぎて泣きます。
改めて聴いても、グッと来ます。

どれだけ苦しい人生歩んでるんだと思われるでしょう。
何かを犠牲にして失ってでも信念貫けるほど僕は強くなかったし、ヒトを蹴落としてまで掴もうとする野心も足りなかったのだと思います。

才能も有るのか無いのか分からないままで'進んでも地獄、退いても地獄"な時がありましたね。

それでも僕はまだ良い方で、世の中にこう云う人はたくさん居ます。

だからこそ、歌で自分を象って鼓舞していたのでしょう。

皆さんには「自分を象る歌」はありますか?

きっとあると思います。

今回はアニソンやゲームソングに限定しましたが、いずれそれ以外のジャンルのお話しもしようと思います。

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百舌鳥(もず)
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