ハーブは買うと高い。「ハーブ買ったつもり貯金」で節約生活？
今度の投資も失敗か･･･？
クッ、また負けた･･･。倍どころではないリターンが見込めるはずだった。取れ高は保障するって。初心者でもカンタンだって聞いたのに！
再挑戦だ！
私は損切りが苦手だ。つぎ込んだ資金は回収しなくては、とばかりに財布を掴んで走って行く。そう大型園芸店へ！
始まりはモヒートから
私の住んでいる所は東京のベッドタウンでありながら、そこはかとなく緑が多い土地柄だ（つまり半田舎）
春になると、近所の家々に沢山の花が咲き乱れている、園芸が盛んな所なのである。
そうだ、今年こそガーデニングをやってみよう！何度目かのガーデニング熱の再発である。
去年建て直した家の庭は、最近まで残土があったりして、まったくの手付かずだ。
土壌改良もしていない。瓦礫もまだまだ出てくる。
今から間に合うものは、と考えて最近のマイブーム「モヒート」に使うミントを植えてみようと思う。
プロのレシピによると、フレッシュミントを10～20枚位使うらしい。
スーパーで15g500円前後するものが、買わなくてすめば、その分儲けちゃうってことよね。
ちょっと投資しても、すぐに元が取れると思わない？
雑草みたいなものだからねー、失敗した人見たこと無いよ、ミントテロって知ってる？もう、茂って茂って、モサモサになるよー。と、夫にプレゼンする。
形から入る園芸家
【1回目購入】
ペパーミント２、スペアミント１、コモンタイム１、オレガノ１、バジル２、イタリアンパセリ１、ローズマリー１，（ポット苗９株）
プランター４、植木鉢４、ハーブ用土、ハーブ用肥料、水やり用霧吹き、如雨露
結構高かった。でもあっと言う間に元が取れるハズ。ミント系は交雑しやすいから、ペパーミントとスペアミントは別々のプランターに植える。
ガーデニング第二段、推しの為の家庭菜園の野望もあるから、ミントテロを考えると、直植えの勇気がなくてプランターにした。
だってミントは地下茎で増え、地上はランナーと種で増えるらしい。こりゃテロも起こるよね！
モヒートもミントティーも飲み放題だ！（ニヤリ）
持続可能な社会におけるハーブの可能性、とか言ってみる
フレッシュハーブは香りが素晴らしい。側を通るだけで、涼やかな香りが立つ。
ハーブ園を渡る風は香り高い、と言うのは本当だった。
単に芸術的表現かと思っていた。この香りにも価値がある。
室内用芳香剤はもう必要無い。芳香剤分のお金も浮くでしょ、虫よけも作れるんだって。食べて良し・薫って良し・塗って良し、完璧か、ハーブ⁉
その他のハーブもいつも買っている物だから、買わないですめば…以下同文。もちろん香りも素晴らしい。
ハーブ栽培で高配当。持続可能な社会で、無理なくお金儲け（ハーブ買ったつもり貯金）
妄想したら笑いが止まらない！ぐふふ･･･。
アレ？ミントの様子が･･･？
1週間が経った･･･なぜか枯れていく？
特に出たばかりの小さい芽からどんどん縮んでゆく。あ、ポロっと落ちた。ひぃぃぃぃぃぃぃ。
慌ててネットで検索しまくる。粉みたいな虫がいる？あ、アブラムシも！
虫が付かないように外に出してないのに！室内の日光が当たる窓際に置いてあるのに、なぜ虫が付くのだろうか。空気清浄機も使っている。
園芸店から連れてきちゃったのかな？よーく葉の裏表のチェックはしたはずだ。
この間ショコラちゃん（トイプードル2歳♀）にノミが付いたと近所の飼い主さんが騒いでいたのを思い出した。
外を散歩させるとノミが付くから、室内用ドッグランナーを買ったんだって。
ウチの子達だって完全室内飼いなのに！解せぬ･･･。
まだ元を取ってないのに！慌てて園芸店に殺虫剤を買いに走る。全損は避けたい。またまた出費である。とほほ。
毒と薬は紙一重？
食べる直前まで使える・薄めず使える、というやさお酢を買ってみた。
そっとかけてみた･･･次の日枯れた。何で！？
またネットで検索しまくる。口コミも結構良いし、効かない事はあっても、枯れる事は無いようだ。
適応植物例にあるもの以外はやめた方が良い、とレビューしている人もいたが、ハーブ（ミント・バジル・オレガノ・タイム）は思い切り写真も出ているもんね。
適応植物のはずなのに、何でなの？
薄めた牛乳とか、指でそっと擦る、霧吹きの水でそっと流す、色々とやってみた。
1か月後、全滅した･･･。
何事も元本保証は無いんだよ。旨い話には穴があるんだね･･･。
「オールグリーン」と言ってみたい。ミントだけに（笑）
でも字羅史は諦めない。この損失を補填するためには、より資金の投入が必要なのだ。
すでにモヒートのレシピ通りに、BACARDI SUPERIOR WHITE RUM も買ってある。
引けぬ、後には引けぬのだ！！！
いつか必ず「オールグリーン」と、ミントの風に吹かれながら言ってみたい。
自称女投資家（節約主婦）の戦いは、まだまだ続くのである。