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《読書記録_13》この子はこの子のままでいいと思える本



子育ての道のりは、時に険しく、時に温かい。佐々木先生の『子どもへのまなざし』は、私にとってまさに子育てのバイブルであり、長男が赤ちゃんの頃から何度も読み返す価値のある一冊だった。その言葉に救われることが度々あり、久しぶりに先生の別の著作を読んだときも、改めてその言葉の力を感じた。

「この子はこの子のままでいいと思える本」。親として何よりも大切なことは、子どもをありのまま受け入れること。しかし、私たち親はついついエゴで子どもに期待しすぎたり、価値観を押し付けてしまうことがある。そんな時、この本は私たち親に、子どもを幸せにするための真実を教えてくれる。

子どもが幸せになるためには、まず親が笑顔でいることが大切。人間関係の質に悩んだときは、まずは人間関係の量を増やすこと。そして、与えられなかったものに心を奪われず、どう自分で補うかを考えること。自分の得意分野で人と交流し、『この子はいい子だ』と信じて育てていく。そんな親でいたいと、改めて感じた。

また、「10才は課題が増える年齢です。家庭でのやすらぎや安心感、満足感がいままで以上に必要になります」という言葉も、子どもが成長する過程での大切なポイントを示してくれる。家庭での安定感があればこそ、学校や社会で子どもは活動がのびのびとできる。親として、子どもに安心感を提供しながら成長を見守ることの大切さを痛感する。

佐々木先生の本は、子育ての道しるべであり、私たち親子の成長を支えてくれる存在だ。子どもへのまなざしを大切にし、子どもと共に成長する親でありたいと思う。これからも、佐々木先生の言葉を胸に刻み、子育ての道を歩んでいきたい。

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