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《読書記録_05》高学歴親という病

『これからの世界をつくる仲間たちへ』を読んで、子育てや教育に対する自分の考えを再確認するきっかけを得ました。

私は3人の子供がいるため、育児や教育に関する情報を常に興味津々で探しています。この本もタイトルがとても印象的でつい手に取ってしまいました。本書では、高学歴の親が陥りがちな「干渉」「矛盾」「溺愛」というリスクや、子どもを信頼できなくなる原因として「完璧主義」「虚栄心」「孤独」が挙げられています。

筆者が語る子育ての本質について考えるうちに、子育ては子供にとって安全で、安心できる環境を提供することが最優先であるということを再確認しました。しかし、育児には不安を伴うものであり、その不安を抱えたまま育児をすることは、子供にとっても親にとっても負担が大きくなってしまいます。

この本を読み進めるうちに、「子育ては子供に対する不安を信頼に変える旅」であるということを改めて実感しました。不安を信頼に変えるためには、育児に関する選択肢をとにかく増やし、自分たちで考えながら臨機応変に適切な選択をすることが必要だと感じました。また、自分が受けた教育が子供にとって最良とは限らないことにも改めて気づかされました。

最後に、筆者が推奨している早寝早起き朝ごはん、運動の推進など、子供にとっても親にとっても健康で良い習慣だと思い改めて大切にしていきたいと思います。

全体的に、読み進めると苦しさを感じたものの、ほっとした気持ちになったのも確かです。子育てに悩む親にとって、参考になる一冊だと思います。


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