次元上昇するよりも大切なこと
スピリチュアルハイ現象
スピリチュアルという特殊な世界を知ると、スピリチュアルハイ現象になることがある。
※スピリチュアルハイ…みのりんが勝手に命名。スピリチュアルでハイテンションになっている物事や人に使う。
『すぴりちゅある…?』
イザナギのおじいちゃん、スピリチュアルってのは目に見えない精神世界の物事全般に使われる言葉で…まぁ、ぶっちゃけ意味が広範囲に渡りすぎて収集がつかなくなっている言葉だよ。
『ふんふん、なるほどのぅ。』
※基本的にイザナギのおじいちゃんとは言葉を使わないコミュニケーションをしているので、私の中にあるスピリチュアルの感覚を読み取ってくれています。
スピリチュアルな世界ではぱっかんした!とか、アセンションした!とか、次元が上がったとか言われる感覚があって、こう、ぱぁーっと目の前の展望が開ける感覚がするんだよね。
長年の悩みが解決した!とか、長年の苦しみの原因が分かった!とか。
『それで機嫌がよろしくなるのじゃな。』
うんうん。
『だが、麻薬みたいにクセになってしまってすぴりちゅあるはい現象依存を起こすこともある、ということじゃな。』
そう。
私が勝手に読んでいる現象だけどね。
アセンションすること、次元が上がること、ぱっかんすることがいつの間にか目的に擦り変わっちゃうこともあるよ。
誰もが通る可能性がある道
『この現象、誰でも通る可能性がある道でもあるな。』
理想郷を見つけたような感じになって『ああ!素晴らしきかな!この世界!』ってなっちゃうような…まぁ、あの感覚はなってみないと分からないよね。
『じゃが、クセになりやすいのぅ。』
そう。
そこが落とし穴でもあり、その人の地の人間力というか…魂そのものが問われるところでもあるかなぁと私は思ってる。
『うむ。
実際には次元が上がるとか、あせんしょん?するとか、実はそんなに重要なところではない。
そのようなことを知らずとも、足るを知り、全てを尊ぶ生き方をしておれば、自ずとたどり着く境地じゃ。』
スピリチュアルな感覚があるとか、知ってるとか知らないとかも実はそんなに重要なことではない。(お金をいただいているような活動をしているなら話は違うけど。)
スピリチュアルハイ現象が起きていると、本人は無敵感やワクワク感にすっごいハイな感じになるんだけど、実際はものすごく周りが見えていないという状況にもなり得る。
『これが人間関係の自然な変化と酷似しているわけじゃな。感覚の違いによって自然と距離が空き、感覚の似ている人とまた出会っていく。』
その自然な変化がスピリチュアルハイ現象が起きてるとなんというか…孤立してくって感じになる。
『そこでばらんすを取り戻せるかどうかじゃ。なるほどのぅ、お前さんが地の魂力を問われると言う理由が分かるわい。』
匙加減が大事じゃぞ
ま!でも、スピリチュアルハイになってもさ、OKだよ!
それも経験だし、体験ってことさ!
『いかにも。
そこからどうばらんすを取っていくかもまた経験せんと匙加減というもんは身に付かんもんじゃな。』
そうそう。
匙加減ね。
良い悪いとかいう判断能力ももちろんなんだけど、匙加減だけはね。
経験と体験必須で身に付く感じだもんね。
『うむ。
こう摘まんで調整するたいぷのやつあるじゃろ?
あれみたいに微妙な匙加減を身に付けるのが良いぞ。』
オン!オフ!よりかはね(笑)
『最終的にはよりどちらが自分に合っているかになるがの。
人は状況により状態が天と地ほど違ってくる生き物じゃ。
万事匙加減を覚えればばらんす感覚も磨かれよう。』