感情の記録6 : 3/? 「絶唱」 湊かなえ
豆の上で眠ると一緒に、作者×タイトル買いした。
読了時の感情が特になかった。
・尚美さんは憧れだ
・トンガ由来の全体の穏やかな雰囲気が良いなあ
・3人組で絶対あぶれるタイプだったなあ
という気持ちはあったかも。
社会人2年目、防災関係の領域で仕事をさせてもらっているが、やはり災害関係の話には全然興味が無いのだということを改めて確認することとなった。
著者と私で人生を見た時の興味関心の領域が異なるのかなと思った。著者は、望まない役割を与えられた人の何かしらに関心があるように見える。一方で私は或る人が考え抜いて自分なりの正義を持っていたり、その考え抜いている過程の描写だったりが好きだ。
などと書いたが、この興味の話は全然並列で対比できる中身になっていない気がするので気持ち悪い文章だなあ……。
何が言いたかったかというと、「豆の上で眠る」の万祐子ちゃんに引き続き、あまりにもフィクションぽい毬絵(雪絵)の設定に意識を集中させてしまい、著者の主張を汲み取ることが出来なかった。
(読了後の感想が難しくて、3ヶ月後の今文章書いた)
おしまい