新米ママがホームビデオをYouTubeに上げたらコメント欄に号泣させられた夜
YouTubeにあげたわが家のホームビデオが10万回再生されました！やった！おめでたいので、この動画を作ったときのことを思い返してみました。
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YouTubeって、観るためのものだと思っていました。夫が突然「チャンネル開設しよう、チャンネル名は何にしようか？」って言いだすまでは。
あれは、確かわたしが妊娠8か月目のとき。
育休に入る直前、仕事の引継ぎですごく忙しいときに、夫が突然思い立ってYouTubeチャンネルを開設しました。
夫は子どもみたいにワクワクしながら「いつもYouTubeを楽しく見てるけど、作る側になったほうがもっと楽しいと思う」的なことを言って、照明を買ったりマイクを買ったりAdobePremireProを買ったり。え？急に？
さらに、彼の中では私も一緒に動画に出ることに決まっていたらしく「やっぱり2人でやったほうが楽しいと思うよ」と言ってニコニコ。え？私も？
ドンドン話が前に進んでいくので、最初は当惑とちょっとの怒りがありました。だって、この忙しくて生まれてくる赤ちゃんのことでいっぱいいっぱいのときに新しいことを始めるなんて。それよりも他にやることたくさんあるんじゃない？って。
でも、そういえば、って思い出したんです。
こういうエネルギーがあって、なんか楽しそうなことをドンドン決めちゃう感じ。まさにそこを好きになって結婚したんだった！と。（惚気すみません！）
それに気づいてから、急に楽しくなってきました。そして始めたのが、つぐぴよチャンネル。
最初はセオリー通り、普段の生活で役立つhow to動画を地道に投稿していました。夫に言われるがまま、妊婦として先輩から聞いた話や勉強したことを原稿に起こしたり、他のYouTuberの方の動画を見て勉強したり。
でもだんだん、わたしも！やりたい！という気持ちが出てきました。
そういえば、わたしはYouTuberのあさぎーにょさんが大好きなんです。（愛をこめて、以下敬称略）
こんな感じのかわいい感じの動画出したい！そんな気持ちになって、とうとう、出産して1ヶ月、ちょっとだけ育児も余裕が出てきた頃に、私企画の動画を出しました。
それが、この生後1ヶ月のルーティン動画。妊娠中、赤ちゃんが生まれたらどんな感じの一日なんだろう？って他のママさんの動画を見漁っていたのを思い出して、できるだけ忠実に丁寧に一日を撮影して投稿しました。編集はなんとなくあさぎーにょに寄せて。
毎日寝不足でつらいけど、今しか見れない小さくて愛おしい娘を動画に残せて本当に良かった。そう思いながら、夜の3時間おきの授乳の合間に、必死に編集しました。コロナ禍で実家に帰らず夫婦二人で誰とも会わずに育児していたから、なんだか世界に私たちしかいない気持ちの中、1日で100本近く撮った動画を整理して、慣れないAdobePremireProをいじりながら、こっちのほうが娘がかわいく見えるかな？とか、あのシーンも撮っておけばよかった、なんて考えて。
そうやって作ったこのつたないホームビデオが、ありがたいことに本当に色んな人に見てもらえました。
（なんと、10万回再生達成！）
そんな中で、ある夜こんなコメントをいただいたんです。
なんか涙出てきた。私いま二十歳なんですけど私が産まれた頃も両親がこうして毎日お世話してくれてたんだなと思うと感謝の想いで泣けてきました。笑
、、、、、、号泣！
私の作った動画がひとりの女の子に届いて、しかも心を動かしたらしい、というのももちろん嬉しかったんですが、でもそれよりも、
私も同じこと思ってた！
というところに感動したんです。
育児って本当に大変で、特にわたしみたいなズボラ人間からすると、放っておくと死んじゃう存在というのは本当にストレスフルで、気が重い部分も多かったんです。でも、娘とふれあっている中で、ときどきふと、これ、私のお母さんは私を育てたときに同じことをしてくれてたんだな。って、心があったかくなる瞬間があって。感謝の想いと、こうやって人類って同じことを繰り返しながら生きていくんだなーっていう果てしない気持ちになっていました。（......え、これが産後ハイ？）そんな気持ちと呼応して、コメントを読んだ瞬間、ひゃーっていう声と涙が出てきました。
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そんなことがあってから、味を占めて育児の合間を縫って娘のホームビデオを投稿してます。たとえば、これとか。
あの時より編集技術は上がってるのに、最初の動画ほど再生回数は伸びず、そこそこのヒットに収まっちゃってるのは、もしかしたら生後一か月ころの、世界に赤ちゃんと夫と私しかいないみたいな、あの世界が閉じてる独特の感じが動画に出てきていたからかな？と思ってます。
ぜひこっちの動画も見て、チャンネル登録もお願いします！！
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