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人生を俯瞰し更新する地図~10年計画
人生の計画を更新し続ける10年計画を立てて更新し続ける
アイデアマラソンの提唱者で、たくさんの著書のある樋口健夫さんという方がいます。
この方は、若いころからノートに10年計画を立てられていました。
その中にはさらに各年ごとに計画がかかれ、各年にはさらにひと月ごとの計画が書かれるという、とても緻密に計画を立てられています。
今後どのように成長していきたいのかを書き起こしておくということは、自分の人生を俯瞰するうえで、とてもよいことだと思います。
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バレットジャーナルというノートの方法では、ノートの最初にFutureLogというページを作ることになっています。
これは、向こう1年間の自分の目標を書き込むことになっています。
これは1年間を俯瞰したものになります。
1年間を俯瞰して自分がどんな目標を達成したいのかを記入するのはとても楽しいことです。
しかし、むずかしいものでもあります。
なぜかというと、最初に思い描いた計画通りにはなかなかならないし、思いがけない目標が後から出てくることがあるしで、思うように書けないのです。
ましてや今後10年間の各年ごとの計画になると、ほとんど見積などの根拠のない夢の羅列のようになってしまいます。
特に私のような、あれこれすぐに思いついてやりたいことが無限にでてくるような人間には、1年籍のことすらわかりません。
しかし、それでも先にを見通すことは大切なことだと思います。
はじめは根拠も何もないものであっても、毎月、毎年更新していくごとにどんどん精度が高くなっていくんです。
やりたいことができたら、それが加わっていきます。
見積もりがあまかったら、それを反映させて更新していきます。
10年計画を立てるということは、あらかじめゴールを作っておくということよりも、今の状況を確定しながら、それをもとに歩んでいくルートをどんどん更新し、見える地図をつくっていくようなものだと考えるといいと思います。
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私も1983年に社会人になった時からの自分年表をつくっており、それはある程度先までつくってあります。それを、時々見直して起こったことは確定し、未来の年表を更新していくことで、自分の今の立ち位置がよくわかります。
人生を更新するツールをもっておくというのは自己の成長にとって大切なことだと思います。
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まずは,10年計画を!
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