アサーションを学び直すきっかけ
会社で勧められて今から5年ほど前に「アサーション」研修に参加したことがある。
その中で講師の方がおっしゃった、心に残っているお話しがある。
アサーションとは交渉する際に、自分に有利に話を進めるための道具と思われがち、実際はお互いを尊重するためのもの
私はアサーションとその研修が初めましてであった。
研修を受け終わった後に、初めて出会ったのがこの研修で良かったと強く感じた。
なぜなら習った内容は、一歩間違えれば自分の考え方を押し通すための道具にもなるものだったから。
ビジネススキルとしても挙げられるアサーション
ネット上では、つまみ食いしただけのようなビジネススキル紹介をしているものが多い。
手軽に知る事が出来るから、活用している人も多いだろう。
私も思い出せない内容などを、ネットで確認することもある。とても便利なものだ。
しかしそう言ったものは、どういう場面で活用するかは大きく書いてあるが、なぜこの考え方は生まれたのか、どの様な考え方で活用すればいいのかはとても薄い。
本質を知らず、表面だけ触ってやり方だけを覚えたら、それはアサーションではない。
それが学べただけでも、この研修に参加して良かったと、講師の言葉と共に噛みしめたものだ。
そして月日が流れ、最近。
仕事上で周りと折衝しなくてはいけないことが増えた。
この内容どの様に伝えよう。
出来れば角の立たないように伝えたい
伝えないと円滑に仕事ができなくなってしまう
それがこの記事に繋がる訳である。
使おうと思っても、内容が出てこない。
概念は思い出せるけど、やり方が出てこない。
いろいろ言ってはみたものの、やはりもう一度学ばせて頂こう。
使わないと知識はさびる。知識は使って初めて血となり肉となることを実感した。
当時の研修の参考図書にもなっていた、日本のアサーション界の第一人者。平木典子さんの本を購入し、学びなおしたことをまとめようと思う。
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