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好きな人ができないのは人に期待しなくなったからって寂しくない?


夏下がり深夜、コンビニにお酒を買いに行く途中のこと。元彼とちゃんと話せるのはこの時だけだ。「今の彼女ちゃんに嫌われてるよね、私。」とやっと聞くことができて、「そんなことはないと言い切れないな、ごめん」と言われた。いつも酒しか頭にないはずなのに真剣な時はただでさえ低い声が更にトーンを落として話す、それが好きだった。

おまえに彼氏できればいいんだよ、きっと」

彼氏ねえ…と考える私を横目にあいつとか良くない?ってのんきに言っていた。眠れないこの夜にnoteを書こうと思ったのもこの言葉を思い出したせいだ。

元彼と別れてからそろそろ2年が経とうとしている。その間に新しい彼氏ができたわけじゃない。最初の1年はそもそも彼氏どころじゃなくて自分だけで精一杯だったし、今年はというとコロナも相まって好きな人もできそうにない。そもそも、根本的な考え方が変わったのかもしれない。


ツイッターを徘徊してた時に目に止まったのがこれだ。


前々から期待して過ごしてるつもりはなかったはずだ。ただ、年を1つ重ねるごとに自分でできること、できないことの区別がつくようになり他人に対してどうして欲しいは何も望まなくなった。

他人は他人。自分は自分。を行き過ぎるとこうなるんだと思う。良い文脈で使われることが多いこの言葉。人と比べるな!自分で自分を褒めてこ!息してるだけで偉いよ♡自己肯定感高めてこ!みたいなムーブメントが流行りはじめてからなんか生きにくくなった。

自分で自分の機嫌をとれることはいいことだし、もとから他人に基本興味ない(噂話とか色恋とか)から他人に振り回されることはない。自分でできることの範囲内で楽しもうとするし1人でご飯も映画館も行きたい所も行けてしまうからあまり困ることはない。


それでも、私の人生に勝手に入ってきてぐちゃぐちゃにされたいよな。どうしたって自分の人生のキーパーソンとして一生刻まれてはしまうけど、それくらいの大きなこと起こっちゃっていいのに。

いつまで待ってたって白馬の王子様なんてこないよ!動かなきゃ!って自分で頑張りすぎた結果、他人に期待することをやめちゃうこれをどうすれば解決できるの。できないの。

1日ひとつくらいは何かに期待してみようかな。
朝の番組の占いの順位とか、猫が道端に現れるとか。
違うか。笑

自分の中でつよくなりすぎる必要はないの。
むしろ自分はつよいんだって騙し続けていつかポキッと折れてしまう前に誰かに頼ることを思い出してね。 

ハタチの私へ

22になる私より。

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