月見団子 4 K−RYO 2020年1月30日 07:45 風雅な月を見る夜だったあなたはわたしを誘い道すがら求めた団子を頬張り肩を寄せ夕空に目を遣ったわたしの齧った団子だけがざりと不快な音を立てた砂が混じっていたのだろう吐き出して地面に叩きつけるすぐに不愉快は伝播しあなたの微笑みは途絶えたもう月など見えなかった欠けていく円はわたしの哀しみだったもう元に戻ることはなかった ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #詩 #十四行詩 4