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2024年1月の記事一覧
書評 「人口ゼロ」の資本論 持続不可能になった資本主義
リュディアです。「人口ゼロ」の資本論 持続不可能になった資本主義を読みましたので感想です。
著者の大西広氏がマルクス経済学者なので、どうしてもそっち方向に引っ張られる感じはあると思いながら読みましたが、なかなか達者な数理モデルを使って明快に結果が導き出されていますね。経済モデルは極端な設定をすることで結果を導くことが多いのですが、ここまで短期間では大西氏の言われる結果にはならないとしても、徐々に
書評 全面改訂 第2版 高校情報Iはやわかり2進数と16進数: テスト対策や入試対策にも最適
リュディアです。全面改訂 第2版 高校情報Iはやわかり2進数と16進数: テスト対策や入試対策にも最適を読みましたので感想です。
初版を読んだ際にも感想をあげました。その全面改訂第2版です。
Kindle版のみと割り切ったので出版できた書籍という感じですねと私も書いていますね。まさかの全面改訂です。しかも結構売れているとのことです。ある意味、2進数と16進数について勉強しようとするとこの本しか
書評 日本語が消滅する
リュディアです。日本語が消滅するを読みましたので感想です。
言語としての日本語の正確かつ容易な説明は自分でも得るものがあってよかったと思います。一方で乱暴な議論や雰囲気だけの議論がなされているところもあり本当に1人で執筆されたのかな、という印象を持ちました。
日本語とは、という書籍でアカデミックなものは読むのもしんどいし、という方は読んでみると得るものがあると思いますが、そういう部分だけ読めば
書評 世界はなぜ地獄になるのか
リュディアです。世界はなぜ地獄になるのかを読みましたので感想です。
いつもの橘氏の書籍のようにセンセーショナルなタイトルです。きつい単語を使って誰もが思ってるけど言わないことを文章にするというスタイルが確立されてきましたね。
問題点や今後に発生するであろう未来の問題点をあげるにとどまり、解決策はあげられません。おそらく解決策は誰にも提案できないでしょう。だから備えましょうという書籍と理解しまし
書評 ビジネス教養としての 最新科学トピックス
リュディアです。ビジネス教養としての 最新科学トピックスを読みましたので感想です。
この手の本の宿命ではあるのですが、おそらく科学的なことは好きだけど、普段、科学的なものに接する機会も学習する機会も無い人が読めば楽しく興味深く読めるのでしょう。ある程度、学生や社会人のときに特定の分野で自然科学を修めた方にはいずれも物足りなく感じることになるのだと思います。
読み終わってからビジネス教養というの
書評 あなたにもある無意識の偏見 アンコンシャスバイアス: アンコンシャス・バイアスからの脱出
リュディアです。あなたにもある無意識の偏見 アンコンシャスバイアス: アンコンシャス・バイアスからの脱出を読みましたので感想です。
すべての偏見があってはならないものなのかどうか私にはわからないです。ただ自分としてはすべての偏見をなくした完全にフラットな人間になれると思わないですし、なりたいとも思わないです。偏見も含めて個々人の考え方なのではないですかね。偏見が他者や社会に対する攻撃性に変化して
書評 小山田圭吾の「いじめ」はいかにつくられたか 現代の災い「インフォデミック」を考える
リュディアです。小山田圭吾の「いじめ」はいかにつくられたか 現代の災い「インフォデミック」を考えるを読みましたので感想です。
なかなか考えさせられる書籍でした。おそらく世の中には普通に広まった情報に触れ小山田圭吾は最低なやつだな、と思っておられる方も多いと思います。私も少し前までそうでした。ただこの書籍を読む前にも小山田圭吾の一件はいわゆるインフォでミックであるという報道は見ていたので、この書籍
書評 堀江貴文のChatGPT大全
リュディアです。堀江貴文のChatGPT大全を読みましたので感想です。
さまざまな分野の方との対談本ですね。そのいろいろな方たちは皆さん、ChatGPTを業務で使ってらして、その使い方や現場での問題点、運用の仕方などを説明するという書籍です。何やかんやで実際に使っている人の話は興味深いです。思っていたより仕事として耐えうるレベルが高くて驚きました。
「堀江貴文の」と書籍のタイトルに入っています
書評 イーロン・マスク(上)(下)
リュディアです。イーロン・マスク(上)(下)を読みましたので感想です。
たくさんの章にわかれていて、年代別に進んでいく感じですね。よく書かれている幼少期の父親との関係が今のイーロン・マスクの屈折した感情を作り出したとのことですが、確かに妙な親子関係です。
私自身はぐいぐい引き込まれる本と言う感じもしなかったのですが、よく売れていますから一読してもよいのではないでしょうか。
では、ごきげんよう
書評 リバタリアンが社会実験してみた町の話:自由至上主義者のユートピアは実現できたのか
リュディアです。リバタリアンが社会実験してみた町の話:自由至上主義者のユートピアは実現できたのかを読みましたので感想です。
リバタリアン = 自由主義者が集まり、自分たちに理想の街を作ろうとした結果、人の住めないような街ができた、という結果として社会実験になった様子が書かれています。
自由主義は行き過ぎるとよくないのですよね。新自由主義も同じです。米国は自由主義の国と言われていますが、その中で
書評 数学が好きになる数の物語100話
リュディアです。数学が好きになる数の物語100話を読みましたので感想です。
数の物語と書かれているので期待して読みましたが思っていたのと違いました。算数の好きな小学生、中学生が読んで、今後も数学に対して引き続き興味を持てるかどうかという内容ではないかと思いました。
では、ごきげんよう。