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新卒社員の仕事紹介 LINEスタンプの企画に携わるプロダクトプランナー編

LINEヤフーには、さまざまな領域で活躍する社員が数多く在籍しています。そのなかには、新卒入社し、早くも重要な役割を担っている若手社員も多くいます。今回は、「LINEスタンプ」のプロダクト企画職として、機能改善や特集プロジェクトの企画・推進などに従事している李 萌に、新卒入社社員としての仕事内容やその魅力について伺いました。

プロフィール

李 萌(り もえ)
2023年に旧LINEへ新卒入社。2021年、旧LINEのインターンシップに参加後、2022年から旧LINEの内定者アルバイトとして「LINE NEWS」や「LINEスマート通知」の業務に関わる。2023年4月旧LINEに新卒入社。2023年5月から「LINEスタンプ」の「スタンプアレンジ機能」のプロダクト企画に携わる。

2023年に新卒入社した李萌の自己紹介スライド。
所属部署:エンターテインメントカンパニー LINEコミュニケーション事業部 スタンプ企画2チーム
学生時代:アメリカの大学で応用数学専攻・ビジネス起業副専攻 卓球部キャプテン(全米Top4) Cs in English:シアトルと日本をつないでコンピュータ・サイエンスに関する授業のボランティア活動
就職活動について:起業検討:学生時代にユーザーのファッションスタイルに合わせた中小ファッション業のためのBtoCアプリを作りました! 大学院への進学検討 エンジニア志望→Product Planning

自己紹介をお願いします。

李 萌です。エンターテインメントカンパニーのスタンプ企画チームに所属しています。

学生時代は、アメリカのシアトルの大学で応用数学を専攻し、副専攻としてアントレプレナーシップを学びました。卒業後は企業へ就職をするか、大学院進学をするか迷っていましたが、最終的には社会人院生の選択肢もあると考え、就職活動を行うことに決めました。

就職活動時は、新型コロナウイルスの影響下で日本に戻れなかったため、アメリカから旧LINEのオンラインインターンシップに参加しました。「LINE」のプロダクトマネジメントに取り組む企画職のみなさんから多くの学びを得たことを覚えています。その後、内定をいただいてから入社までは内定者アルバイトとして、「LINE NEWS」の企画業務に携わり、2023年4月に旧LINEに企画職として新卒入社しました。 スタンプ企画部の配属となり、「スタンプアレンジ機能」や「LINEクリエイターズマーケット」のWebサイトリニューアルを担当しています。

入社してからはどのような業務に携わっていますか。

私は入社以来「LINEスタンプ」の企画に携わっています。プロジェクト事例を紹介します。 1つ目は「スタンプアレンジ機能」です。2024年5月にリリースされた「スタンプアレンジ機能」は、スタンプを長押しして大きさを変えたり、組み合わせたりして複数のスタンプを送信できるものです。新卒として企画を任されたとき、まずは課題の把握に注力しました。若い世代のユーザーにとって、ただのスタンプよりももっと楽しく使ってもらうためにどうすれば良いかを考え、仕様書やプロトタイプを作成しました。そこからユーザーインタビューを通じて改善点を見つけ、スタンプを実際に制作するクリエイターの作品を尊重しながら、スタンプをアレンジできる設計を行いました。リリース後も継続的にモニタリングし、機能改善に努めています。「スタンプアレンジ機能」については、プロジェクト紹介記事グローバル視点で挑む!「スタンプアレンジ機能」開発の舞台裏でも詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

スタンプアレンジ機能のスライド。
新卒・若手企画担当としてできたこと
課題の把握
仕様書の草案作り
プロトタイプ作成
ステークホルダーとのやりとり
ユーザーインタビューの準備と実施
法務との相談
リリース後のモニタリング
機能改善のモニタリング

もう1つは「LINE Creators Market」のリニューアルプロジェクトです。「LINEスタンプ」の制作をしているクリエイター向けのWebサイトをリニューアルしました。ターゲットユーザーは「LINEスタンプ」ユーザーではなくクリエイターとなるため、わかりやすい「LINEスタンプ」作成をサポートするために、定量調査や定性調査を行い、仮説検証をしながら進めました。大規模なプロジェクトのため、開発リソースの調整が大変でしたが、複雑な状況でのリリーススケジュールをチームと共に考え、管理したプロジェクトとなりました。

LINE Creators Marketリニューアルのスライド。
ターゲットユーザーが変わり、クリエイターにとってわかりやすい、スタンプを作りたくなるようなホームページは何かを考える
正解がない→定量と定性調査の分析からヒントを見つける
進行している複数のプロジェクトの開発リソースに応じたリリーススケジュールの管理

プロダクトマネージャーの仕事は、さまざまなステークホルダーと連携し、プロダクトやサービスを最初から最後までやりぬくことです。必要なスキルとしては、行動力、妥協しない力、細部へのこだわり、リーダーシップ、洞察力、理解力、そしてコミュニケーション力が挙げられます。これらはチームやプロダクトによっても変わるかもしれませんが、私もまだまだ身につけている途中で、日々勉強しています。

仕事内容のスライド。
企画を最後までプロダクトやサービスとして進行させる人
必要なスキル:行動力、妥協に逃げない力、細かいことまでのこだわり、リーダーシップ、洞察と理解力、コミュニケーション力

1日のスケジュール例を教えてください。

9時半ごろに始業し、午前中はメールの確認や資料作成を行います。お昼は会社の周りの美味しいランチを楽しみます。午後はアプリのUI検討やユーザーインタビューの準備をし、エンジニアやデザイナーとの会議を行うことが多いです。大体6時半には退勤し、その後は友人との食事や、現在通っている大学院の授業、趣味の卓球などでプライベートも充実しています。

入社時に必要なスキルはありますか。

データ分析やSQLについては、知っておいて損はないと思います。書き方を完全に習得する必要はありませんが、データや情報が渡されたときに「これってどういう意味なんだろう?」と解析できる力を持っていることは、大きな強みになると思います。学生時代からデータを見たり、入門書のような参考書を読んで学んだことで、データを理解する基礎を築けたと思います。

活躍している社員の特徴を教えてください。

LINEヤフーには優秀な方がたくさん働いています。そのなかでも、私が特に尊敬しているのは情報をキャッチする力がある方々です。ひとつの方向だけを見ているのではなく、視野を広げ、常にアンテナを張っている印象があります。

LINEヤフーの魅力を教えてください。

LINEヤフーの魅力は大きく3つあります。まず、非常に大規模なユーザーが触れるプロダクト開発に携われることです。これほど多くの人に影響を与えるプロダクトを手掛けられる機会は珍しく、やりがいを毎日感じています。2点目は、普段自分が使っているプロダクトの裏側に携われる点です。たとえば私の場合、「LINEスタンプ」、絵文字、着せかえをつくる舞台裏に携われるのは本当にワクワクする体験で、日々楽しみながら取り組んでいます。そして最後に、成長の機会が豊富な環境です。上下関係に縛られず、自分の意見を受け入れてもらえるので、自分の成長を期待できる場所だと感じています。

今後のキャリア目標を教えてください。

短期的には業務を通じて必要なスキルや知識をしっかりと身につける、知識の強化と基盤作りを行うことを目標としています。長期的には、プロダクトのリーダーシップを発揮し、業界内でのネットワークを構築しながら、個人としても成長していきたいと考えています。これからも積極的に学び、成長を続けていきたいです。

最後にメッセージを。

改めて自分の経験を振り返ると就職活動はとても大変でした。最後には努力が報われると信じて頑張っていただければと思います。みなさんと一緒に働ける日を楽しみにしています。ありがとうございました。

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