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Unity公式セミナー配信「Unityステーション」 私の推し回を紹介します
今年4月から開始しました公式セミナー配信「Unityステーション」は放送50回を迎えました。今後も不定期に配信しますので、是非ご視聴ください。https://t.co/gCg41o51Bw
— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン (@unity_japan) November 19, 2020
これまでの放送で皆さんの「推し回」がありましたら是非 #Unityステーション のハッシュタグでツイートいただけると嬉しいです! pic.twitter.com/7422wgEFvC
こんばんは、青木ととです。Unityステーションがついに放送50回を迎えました🎉 50回全ての放送を(多分)見ているので、今日は個人的にいくつか推しを書いていきます。
💭Unityステーションとは
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは昨年までオフラインのセミナーとしてUniteやUnity道場を実施していましたが、新型コロナウィルスの流行に伴い、活動を自粛していました。その一方、ユーザの皆さんに新鮮で魅力的な情報をカジュアルに提供できないかと今年の4月にスタートしたのがUnityステーションという生放送です。
✨keijiroさんによる魅力的なクリエイティブ
Unityステーションは高橋啓治郎さんによる「VFXGraphでなんか作る」からスタートしました。「なんか作る」という題名のゆるキャッチーさと制作物のクオリティのギャップが激しいこちらの動画ですが、多くの人を魅了し、1万回以上再生されています。
さらに入門的なポジションとして「VFX Graph 秋の花火大会」を実施しています。VFX Graphを使ってエフェクトを制作してみたい人は必見です。
さらにアドバンスドな事例としてはAR Foundationにより取得できるDepthを用いて人体に対してエフェクトを適応する「UnityとiPadで作るAR VFXの世界」も面白く、実際のライブ現場でも使用したシステムとのことで人体が異形と化す様は非常にエモでした。
🖼2Dゲームクリエイター必見の「Unity道場2D編」
池和田さんが担当する「Unity道場2D編」はUnityステーションおける連載シリーズの中でも人気のある動画群です。割と最近リリースされたUnityの機能を用いて、2D表現をより魅力的に見せるテクニックを紹介しています。動画が非常に分かりやすいのも人気の理由かも。
「2Dでライティング...?」と思う方は是非一度こちらの「あなたの知らないライティングの世界」をチラ見してみてください。URP (UniversalRenderPipeline) の実験的機能である2DRendererを用いて、2D世界に光と影を出現させる術を紹介しています。
ShaderGraphといえば、ノードベースでShaderを実装できる機能ですが「Shaderで演出を作る」というだけで難しそうと思う人は大勢いると思います。この「Shader Graph はじめてみよう!基礎編」はそのタイトルの通り、Shader演出作成の敷居を少し下げる目的で作られています。何となく大変そうだと思っている人にこそ、目を通してもらいたい動画です。
具体的に動くものからインスピレーションを得て手を動かすタイプの方は是非「Shader Graph はじめてみよう!実践編」の方も見てください。今すぐ真似したくなること間違いなし。
🔰ゲーム作り初心者にも、Unityステーション
ここまでのラインナップを見て、Unityのことあまり知らない人、初心者の方は「いきなりそんな難しいこと言われても困るんですが、もう帰ってもいいですか?」と言いかけたかもしれませんが、もちろん初学者でも楽しめる動画も用意されています。
誰もが一度は通る道である「roll-a-ball」ですが、オブジェクトの配置から重力や衝突判定、簡単なスクリプトの記載など、Unityの基本を覚える上で必要なことが詰まっているサンプルゲームの1つです。「Unityで玉転がしゲームをつくってみる」は、学生向けコンテスト Unityインターハイ でお馴染みのそめ先生とたにっこさんが、初心者の目線に立って玉転がしゲームを作るものとなっています。
一方世の中には「コーディングをする」というところにハードルを感じている方もいらっしゃるはず。最近無償化されてUnityユーザなら誰でも使えるようになったBolt (ボルト) という機能を使えば、視覚的に挙動を組み合わせることが出来ます。「ビジュアルスクリプティングシステムBoltを使ってみよう!」では ひよこ本 作者でもある荒川さんが「roll-a-ball」作成にチャレンジします。
(手前味噌マンで恐縮ですが) 自分が担当した「UnityでLEGO®の世界に入り込もう!」も初学者向けの動画の1つです。先日 Unity が公開した LEGO® Microgame というプロジェクトテンプレートを使い、レゴを組み合わせるように遊ぶだけで、Unityの基本的な操作を覚えられるようになっています。
ハイパーカジュアルゲームナイトも人気のシリーズで、こちらの「開発過程・プロトタイプ編」はエンジニアのみならず、ゲームの企画を考えてみたい方にもオススメの内容になっています。
💪かゆいところに手が届く、Unityステーション
コアな部分に関してアドボケイトの皆さんが説明するというのもUnityステーションの魅力の1つです。
先日安原さんにより実施された「メインループ マニアック解説〜これからのTime.deltaTime〜」は人気の動画の1つで「 Unity 2020.2 の Time.deltaTime の挙動が安定したよ」を掘り下げ、今までがどういう挙動だったのか、どういう修正をしたから安定化に繋がったのか、を黒板を用いて分かりやすく説明をしています。学生のときにこんな授業を受けたかった人も多そう。
3DCGでよく使われる用語「クォータニオン」をあまり良く分からず使っている人多いと思います、というか自分がそうです。「納涼クォータニオン夏祭り」も安原さんによる解説動画でこのクォータニオンを分かりやすく解説。多分クォータニオンと夏祭りを組み合わせたのは安原さんが人類で初めてだと思います。
Unityステーションではゲストをお呼びしたトークも実施しています。「Unity ML-Agents実践ゲームプログラミング 出版記念トーク」では Unity ML-Agents実践ゲームプログラミング という書籍の出版を記念して、著者の布留川さんをお呼びして、書籍内のサンプルプロジェクトの紹介などをしていただいています。犬可愛い🐕 このように、外部ゲストをお呼びして一緒に番組を作るというのもやっていきたいので、興味ある方はこっそりお声掛けください。
📝ここまでで13個紹介した、実はあと37個あるんだ
Unityステーションは毎回様々なテーマを切り口にした放送を行っているため、ホント "人によって刺さる動画が違う" と思っています。
是非ぜひ、プレイリストを眺めたり、作業用BGMとしてシャッフル再生してみてください。あなたのお気に入りの動画がきっと見つかるはずです。
そして皆さんの「推し回」がありましたら #Unityステーション でツイートいただけると嬉しいです! 担当したスタッフがきっと喜びます!🎉
今後も不定期で、真面目な動画も、カジュアルな動画もやっていくと思われますので、Unityステーションを引き続き宜しくお願いします。