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コドモ心のヒミツキチ@大阪・大吉堂さんにきみトリをお届けに

『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』著者のひとり、高橋ライチです。
かねてより行きたかった、「10代の心を刺激する古本屋」大吉堂さんに、行ってきました!

大吉堂さんを知ったのは、Twitter
『きみトリ』を出版し、どんな場所、どんな書店さんに置いていただけるだろう?と検索している中で出会いました。10代をテーマにした選書の古本屋さんですって? そこにはぜひ、『きみトリ』が並んでいてほしい。

そう思って毎日の発信を眺めていたところ、たまたま9月に研修で大阪に行く機会が巡ってきました。調べてみたら会場から1時間かからないところにあることがわかりました。行くしかない。
事前に、DMで、当日行ける時間帯に営業していることを確認して、いざ。

地下鉄昭和町駅からてくてく、Google先生の指示通りに歩いていくと、ありました。夕暮れを過ぎた町に、明かりのともるお店。

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この佇まい。「おかえり~」と行ってくれてるみたい。
私がこのあたりに住む中学生ならめっちゃ通いたい。
「部活で遅くなった」と言い訳を用意して、ヒミツで通いたい。

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なにしろお店の一角に、こんな「ヒミツキチ」コーナーがあるのです。
(足元の荷物は私の)
本を読んでもいいし、宿題やっても、おやつ食べても、何もしなくても居ていい場所。
古民家を改装した店舗が居心地よい。改装費用はクラウドファンディングで集められたという。
さまざまな媒体で取材された記事はこちら(大吉堂さん公式サイト)で読めます。

店主の戸井さんにご挨拶して、『きみトリ』を進呈。
著者が自著を置ける棚があり、読了後そこに置いていただけるそうです。ありがとうございます!

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「あそこに行けば会える大人」の存在って、10代にはとても限られている。ひとりで行けて、保護者ともつながっていない、自分だけの心の味方として、戸井さんを頼りに思っている人たちは少なからずいるのではないだろうか。
余計なことを言ってこなくて、いい感じにほっといてくれて、いつでも話しかけていいよという空気を出して、そこに居てくれる。
本という、「私だけの世界」の入り口に立って、その世界を守ってくれている門番のような存在。

↓手書きのチラシがまた、あたたかい。(持ち帰ってお茶こぼしてしまった)

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「大人もボーっとしに来てください」の言葉がうれしい。
『きみトリ』は、10代の人にも読んでほしいけど、大人の人の内側の10代の心にも届けたいと思っています。みんなかつて10代だったころを思い出した状態で10代の人とつきあえたら、関係性がなんか違ってくるんじゃないかと思うから。
大吉堂さんのヒミツキチコーナーで、ボーっとできる大人は、やっぱり10代の人をみる見方が変わるんじゃないかしら。思春期のわが子とバトったあとに、ここへ来て、時間を過ごしてみるとか。そんな場所があるって素晴らしい。

せっかくなので、私が中学生のころ読んでいた集英社コバルト文庫の棚を探すと、あったあった、氷室冴子に久美沙織、新井素子。
パラパラめくってみたけれど、なつかしさの後、なんだかとても照れ臭くなってしまい、結局大人の私が読みたい別の本を数冊購入しました。あの気持ちはなんだろう。

児童文学、ヤングアダルト、ライトノベル、一般書、いろいろ並んでいます。ジェンダー、哲学、社会問題、など棚構成もおもしろく、興味がわくものがたくさんありました。ここで、本をとおしていろんな世界に出会うことができる。

いいなあ。興味持たれたらぜひ行ってみてください。そして身近な10代の人に、このヒミツ、教えてあげてくださいね。


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『きみトリ』を扱ってくださる書店さん、置いてくださるスペース、お心当たりのある方は教えてください!

『きみトリ』ポータルサイトはこちら。


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