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StayHomeでも【免疫力を低下にSTOP!】心がけたいワンアクションとは?

緊急事態宣言が発令されてから、仕事はリモートになったり、お休みになったり、買い物も頻度を減らし、出来る限りステイホームをして過ごしましたね。実は自粛生活では知らず知らずのうちに不足しがちなことがあります。


それは、日光を浴びることです。

新型コロナウイルスと栄養に関する論文が少しずつ世界で発表されるようになりましたが、やはりビタミンD欠乏が新型コロナウイルス感染時の重症化に大きく影響していたことがアメリカやイギリスの研究によって報告されています。個人においてだけでなく、『日光が強い国ほど新型コロナウイルスの死亡リスクが低いこと』がわかっています。
今回は免疫力と関係の深い【ビタミンD】とみなさんにぜひ意識して頂きたい【ワンアクション】をご紹介します!

【ビタミンD豆知識】
食事で補うだけではなく、日光浴によって肌で活性化をさせる必要がある栄養素です。サンシャインビタミンと呼ばれます。
▼働き
・細菌やウイルスを殺す抗菌ペプチドをつくる働き
・腸粘膜を修復して免疫抗体が正常に作り出されるのを助ける
・筋力アップ/心疾患の予防/認知症やうつ予防/メタボ予防にも重要※
※最近の研究で明らかになっています

ビタミンDの効率的な活用術

ビタミンDを積極的にとり入れようと思っても、日光にあたると日焼け・皮膚がんが気になるし、毎日の日光浴は非現実的と思う方もいらっしゃると思います。
それを踏まえたご提案です!

POINT1▶︎適度な日光浴
日光を浴びすぎることのリスクも踏まえて、少量の日光浴でビタミンDを生成したいものです。
<WHO>
日焼け止めを塗らない状態で、顔と両手両足に1週間に2~3回、夏季で約5~15分を薦めています。
1) 
<環境省>
両手の甲に1日1回、日なたで約15分または、日陰で約30分をすすめています。2) 直射日光はちょっと…という方は、日陰でも日光浴はできます。買い物時間を日のあたる時間にあわせて、食材調達に、運動不足解消、そして日光浴をしてビタミンD補給をちゃっかりできると理想的ですね。

POINT2▶︎食事から補うビタミンD
日光浴以外にも食事からビタミンDを補給することができます。
ビタミンD が含まれる食材はそこまで多くないですが
卵・きのこ、鮭、青魚、ウナギ
などがあります。実は、食材も天日干しして日光を浴びるとビタミンDを増やすことができます。しいたけ、しめじなどは天日干しすると最大で4倍程度までビタミンD含有量を増やせますので効果的なビタミンD補給に繋げられます。

ビタミンDとセットで摂りたい栄養素

ビタミンDのチカラを最大限活用するためには、
マグネシウム
が必要です。最新の研究により、マグネシウムがビタミンDの調整役であることが報告されています 。体内のマグネシウムが不足していると、ビタミンDが不活性のまま体内に留まってしまい、本来の働きが妨げられてしまいます。
ラブテリ保健室の調査では、マグネシウムの不足率は79%に達します。
マグネシウムを豊富に含む『海藻や大豆製品』を一緒に摂るとビタミンDの吸収を高められるでしょう。お味噌汁に『にがり』を加えるのもカンタン摂取に繋がります(取りすぎに注意)

1.WHO; SUN PROTECTION A Primary Teaching Resource, 2003. https://www.who.int/uv/publications/en/primaryteach.pdf
(閲覧日:2020年5月23日)
2.環境省「紫外線環境保健マニュアル 2020」http://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2020/matsigaisen2020.pdf
(閲覧日:2020年5月23日)

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