我が家の炭酸事情
炭酸が好きかは遺伝で決まるのだろうか。
私は炭酸が今は好きだ。特に砂糖の入っていない、ウィルキンソンの炭酸水が一番好きだ。
元々炭酸が好きではなかった。というより、子どもの頃から炭酸を飲む習慣がなかったし、中学高校ではアスリートとして部活動をしていたので
基本お茶かスポーツドリンク(しかも薄めたやつ)しか飲まなかった。
学生時代はほぼそんな生活だったので、そもそも炭酸も(なんならコーヒー
も)飲む習慣がなかった。
そこから変わったのは、会社員になってから。
飲み会で酎ハイを飲むことが増えて、炭酸ってお酒と合わせる飲み物なんかなな〜と思っていたところに、当時のお世話になった先輩が良く無糖のウィルキンソンを出社してすぐに飲んでいたのを見ていて、
「炭酸を飲むことは自分にエンジンを入れる、かっこいい行動」だと思うようになった。
その先輩は私の23歳ごろに40歳近いくらいの先輩感。仕事のレベルも成熟していたことも相まってとにかくお手本のような先輩だった。
そんな先輩は飲み会でももちろん飲むけど、普段のエンジンをコーヒーじゃなくて無糖炭酸で入れるのがまたいいな〜と思っていた。
その経験も相まって今私は炭酸、特に無糖炭酸がとても好きで、その中でもウィルキンソンの炭酸は何か気合い入れたい時に験担ぎ的に飲んでいる。
一方私の旦那にとっての炭酸は生まれた頃から好きだった、一緒に育ってきたくらいの距離感だったそうで、旦那のお母さんが好きでみんなで飲むのがある種の家族を感じる瞬間だったようだ。
もうすぐ40歳が見えてくる今でも常に家には炭酸(彼の場合はコーラ・ジンジャー・メロンソーダのどれか)が常備されていて、それを見ていた娘が好んで飲み始めている。
無意識だろうがおそらく旦那にとっては、楽しい思い出の一つであり、娘もそれを感じ取っているのかもしれない。
いやいや、中毒性があるから娘も飲み始めたんじゃないの?と聞こえてきそうだがうちの息子は全く飲まないし、興味を持ったことはない。
同じお腹から出てきて毎日一緒に暮らしているのに、兄と妹でこんなに違うのかと感心する。
もしかしたら息子は大人になって私と同じように炭酸に出会うのかもしれないな、と思いながら、少し無糖炭酸を飲み、大事な仕事に出かけた。