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息子10歳。大人までの折り返し。


昨日で息子が10歳になった。

成人を20歳とすれば、息子はもう子ども時代の半分を生きたことになる。
その間を私と旦那でずっと見守ってきた。

息子は10歳の誕生日祝いは、妹と一緒にスプラトゥーンのゲームがやりたいからと言って娘にゲームをプレゼントしていた。

そして昨日、20歳になった時どんな自分でいたいかを聞いてみた。

すると息子は、こう答えた。

お母さんみたいな人と結婚して、子どもが欲しい。
そして今みたいな家で、家族仲良く暮らしたい。

そしてそれを聞いて妹(娘)も、「私も、結婚できてもできなくても子どもが欲しい」と言っていた。

なるほど・・・・。


私が10歳の時に学校の授業で同じような話があり、私は20歳の頃インターハイに出たいと言っていた。
その後先生が、インターハイは高校生のイベントだから20歳だと違うね、と訂正してくれたのを覚えている。

結局数年後に色々あってインターハイに出たから、言ったことはやっぱり叶うよな〜と思った。

だから息子が昨日言ったことも、20歳かどうかはわからないけど叶うと思った。

私みたいな人とは結婚しない方がいいと思うけど笑

私は家族関係に関しては、親を見て育ったから、家族をそもそも持ちたいとか、いい関係でいたいとかの欲を持つことすらなかった。
欲を持つとないことに対する辛さが募るからだと思う。
私は別にそれが良いとも悪いとも思っていなくて、自分はそういう人間だということだけを思っている。

だから息子が家族を持ちたいということを言っていたのを見て、きっと彼にとっては自分が自分を律して何かをなすことより、温かい環境で過ごすことの方が価値があるんだろうな〜と思った。

私はその人の人生はその人が責任を持って最後まで努めあげてこその人生だと思ってる。それは自分の子どもだろうが他人だろうがみんな同じ。
だから引き続き、息子が自分が納得する人生を送って欲しいと思っているし、私ができる範囲で何かできることがあればもちろん役に立ちたいと思っている。

その助けるサインは、まだまだ先読みするところもあるけれども、これからは息子が自分で出して自分で助けを求めてくれるように見守っていくつもりである。

息子が小学校低学年の時にその辺りの気持ちを整理したけど、改めて10歳になって、息子が自分の力で人生を切り開く助けとして存在したいし、そのためには自分の背中で見せるのが一番だとこの10年振り返って本当に思う。
言葉より行動が伝わるのだと心から感じている。


最後に、息子が10歳になるまで、本当にいろんな方に手を差し伸べていただいた。先生だからとか仕事だからとかそんなレベルではないくらい愛をもらって息子は純粋に育っている。本当に感謝をしている。

困難もまた彼の成長の種であるから、ひとまず20歳になるまでの残り10年、辛いことも楽しいことも全部噛み締めて生きていってほしいと思う。


私もあと10年生きてる保証はないけれども、自分の役割を正しく認識し、目の前にあることに全力投球して背中で感化させられるお母さんになれれば本望だなと思う。

私もお母さん11年目。引き続き精進します。


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まなみ from Lutra
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