おすすめ映画|イコライザー
監督:アントワーン・フークア
脚本:リチャード・ウェンク
出演:デンゼル・ワシントン、マートン・ソーカス、クロエ・グレース・モレッツ、デヴィッド・ハーバー他
公開:2014年
上映時間:132分
◇あらすじ◇
温厚で誰からも慕われる、ホームセンターの従業員のロバート・マッコール。
深夜にダイナーを訪れるうちに、娼婦のテリー(アリーナ)と徐々に打ち解け親しくなっていく。
しかし、ある日彼女が雇い主のマフィアの手により病院送りにされた事実を知る。
その後、大勢のマフィアがいる場に1人で現れたマッコールは、金を払うから娼婦の立場から解放してやってくれと告げるが断られてしまう。
そして、諦めてその場を立ち去るかと思われたマッコールだが、ドアの前で少しの間立ち止まった後に意を決して振り返り、その眼光で獲物たちに狙いを定めた。
◇感想◇
いわゆる、『ジョン・ウィック』や『96時間』みたいな、ケンカを売った相手が実は怒らせちゃダメなタイプのヤバい人だった系アクション。その系統の映画が好きな人なら、スムーズに楽しめると思います。
ラストシーンも清々しいので、悪役を成敗してスカッとする映画を見たいな~という方におすすめの1本です。 この映画を見たら、マッコールさんのファンになること間違いなし。
そして、今回デンゼル・ワシントンが主役な点についてですが、まずその俳優個人の人柄の良さがそのまま役とリンクしている部分がありますね。
そして、冷徹な部分の演技に関しては『トレーニングデイ』でのアカデミーの主演男優賞受賞という形で折り紙付きですね。
余談ですが、今作『イコライザー』も『トレーニングデイ』と同じくアントン・フークア監督作。
監督と俳優には、いろいろとお馴染みの組み合わせがあるが、彼らは最高のタッグのひとつなのは間違いないです。
これは、もう必然的なキャスティングと言って良いでしょう。
それと、この映画は上映時間139分と割と長尺ではあるんですが、シリアスな本筋の中にも一定間隔でコミカルなシーンが挿入されてるのがポイント。個人的には、マフィアの目の前を真顔で横切りならパシャパシャとスマホで盗撮して去って行くシーンがシュールでクスッと笑える点が結構好き。
さらに、忘れちゃいけないのが終盤のホームセンターを舞台に繰り広げられる、大人のホームアローン的戦闘シーン。
これまた緊迫した空気の中ブラックコメディ感あるマッコールさんのお仕置きの数々に、寧ろ敵側が可哀想だなと思いつつも終始テンション上がりっぱなし。
あと、デヴィッド・ハーバー演じる悪徳刑事が、敵幹部の取り巻きAみたいなポジションかと思いきや、結構良い味出してるのもグッド!
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