わたしはいつ一人前になるのでしょうか
わたしの頭はいつも迷路に迷い込む
言葉として合ってるのだろうか
頭痛が痛いと近いものを感じる
それはまあいい
一人前になるとはどういう事か
職人になるような仕事だと
見習いから始まって一人前を目指す
ただ、どの段階で一人前になれるのだろうか
これは以前の記事でも書いた、大人か子供かの話と似ている
例えば、わたしがどの段階でも自分が一人前だと
言えばその時点で一人前だ
但し
自分の中では、だ
仕事を頼まれる
一人前なので当たり前だ
しかし頼まれた仕事をこなすことはできない
ミスがあったり
ずさんだったり
クレームが入ったりする
わたしは気づく
わたしは一人前ではないのだと
まわりはどうだろうか
あの同僚はわたしより大きいミスをしている
わたしはあの人より一人前だ
そんな日本語は存在しない
一人前になるまでこの繰り返しだ
そう考えると
一人前になる日なんて来ないのかもしれない
その通りだ
一人前に
なったと自分が思った時
職人としての成長は止まり
退行していく
自分から見て職人として素晴らしく見える人が
私はまだまだです、と言うのを聞いて
この人は一人前の職人だと
わたしは感じる
絶対的な一人前など存在しない
どれだけ皆から絶賛され自分でもよくここまで
成長したと思っても師匠や先生から
お前はまだまだ半人前やと
思われたり言われたりする
世界だろう
その線引きは自分で引けるものだ
わたしは相対的に自分というものを見ていたので
自信が持てなかった、一人前にならないと
わたしは自信を持って仕事ができない
そう思っていた
まわりに認められる事でしか自信を持てない
けれども
大事なのは、自分が自分を認める事だと分かった
自分でここまで出来たのだから
わたしは一人前になった、と思えれば
それでいいのだ
ただそのラインを
一人前の職人さんは
決めないものなのだ
なので、自分の中では一人前で有り続け
(自分で自分を認め)
まわりを見ては、自分はまだまだだと成長を続ける
(限界のない成長)
そんな自分になった時
一人前になれるのではないだろうか
わたしはまだまだ頑張れる
最後まで読んで頂いてありがとうございます
強さを感じました
一人前に見えます
食材の意味ではないです
K.Y.様ありがとうございます