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中国語の勉強を続ける為に気をつけてきた事

 語学の勉強って時間かかりますよね。普通の人、特に私の様に年齢がある程度高くなってから勉強しようとすると、継続できるかどうかが、ポイントになると思います。

 私は49歳から本格的に中国語を勉強し、約4年目でHSK5級を取得、一般の会話なら少し出来るような状況になり、現在6級を目指し、また、もっとたくさん会話できるように、日々頑張っている状態です。

 不自由なく会話できるようになるまではまだまだなのですが、一応、この5年間、勉強を継続できています。どうすれば早く上達できるかなどは、恐れ多くて書く事はできませんが、継続するために私の工夫してきた事であれば書けるなと思って、今回書いています。

 まだこんな偉そうな事を書くレベルにはないかもしれませんが、自分自身も後から見て、当時こんな事を考えていたんだな、とわかるように、とも思い、書き始めています。

 2回に分けて書こうと思います。今回は下のもくじの1.~4.です。


中国語の勉強を続ける為に気をつけてきた事

1.まずは経験した人の貴重な話をよく聞く

 自分で最初からあれこれ独自で試行錯誤して勉強するよりも、既に過去にいろいろ苦労して試行錯誤して上達された方の話を参考にするのが良いと思います。

 ひと昔前は、そういう人に巡り合うのが大変でしたが、いまやWeb上に本当にいろいろな情報や助言が載っています。これを利用しない手はありません。他の方が数年かけて苦労して発見したことを数十分で知ることができます。

 以下にいくつか気を付けてきた事を書いてくのですが、大部分はそういった方の言う事の中で、自分が効果あったなと思って実施して来た事や、少し自分流にアレンジした事になります。

 Web上でなんとなく、気に行ったり、自分に合っていると思った方の助言を一度聞いてみるのが良いかと思います。

2.なりたい状態をイメージし、それが自分にとってどれくらい嬉しいか想像する

 まず、私が重要と思うのは、どのような状態になりたいか、をイメージしておく事です。たぶん、できるだけ明確な方が良いんでしょうけど、出来ない部分はできるだけ、という事で仕方ないと思います。

 これがないと、現状とのギャップが感じられないので、なんとなく日々に流され、過ごしてしまうと思います。

 私の場合は下記のような感じでした。

  • 買い物やレストランに行って、自由に注文や質問ができる状態

  • 中国人の友達を作ってお話ができる状態

  • 会社の中国人の同僚が話している会話を理解して、少しでも中に入っていける状態

  • HSKの6級に合格している状態

 そして、思ったイメージの状態になると、自分がどれだけ嬉しいか、どんな事が出来る様になるかを想像します。

 どういう嬉しいことがあるかというと、
・直接会話することで生活の幅が広がり、一人や日本人だけではできない事や行けないところに行くことができ、世界が広がった感じがして嬉しい
・「さすが中国に派遣されただけあって、すごいね」、と日本人に言われて気持ちいい
みたいな事をイメージしました。当然、まだ目標にはたどり着いておらず、不十分な状態ですが、勉強をする気がしばらく起きない時は、一度、「こうなりたいと思っていたよね」、という事を思い返す様にしています。

3.やらないといけない、と自分を追い詰めない事

 私の主義として、やる気が起きない時に無理やりやると、そのことを嫌いになる、という考えがある為、やる気がない時は一旦やりません。それが数日くらいならいいじゃないですか、と思うようにします。そんな時もありますよ!!

 YouTubeなどの中では、毎日することが重要と言っている方が居ますが、仕事上、勉強できない日は必ずありますし、それを翌日等でカバーしようとして、2,3日分溜まると、もうやる気がしません。私はそこまで毎日する事に最重点は起きませんでした。「できる範囲で毎日」という事だと思います。

 ただ、すこし落ち着いたら、上述した様に、どういう状態になりたかったのか、そういう状態になれば、どんな嬉しい事があるのか、を再度想像するようにしています。すると再開する事ができますし、一旦再開すると不思議な事にやる気の方も復活してきます。

4.成長や積み重ねを感じられる様に

・成長を感じる為の工夫も重要

 客観的に実力が伸びているかどうか確認するために、HSKを受けるのが良いと思います。
 私も3級から受けて徐々に上達しているのを感じる事ができました。

 歌が好きなら中国語の歌を覚えるのも良いと思います。
 私は歌が好きで、中国語の歌を勉強も兼ねて覚える様にしているのですが、歌える歌が増える度に成長を感じます。

 私の場合、小旅行に出かけるのも成長を感じるもののひとつでした。何気ない一言が出る様になったり、行けるところが増えてきたり、すこしずつ行動できる事が増えてくると成長を感じる事ができました。

・積み重ねを感じる為に

 勉強した教科書に、勉強した日付を必ず入れる様にしています。
 これをすることで、いつからどれくらいできたのか、後から良くわかります。

 私がもう一つ実施していたのは、教科書に直接書き込んで勉強する事です。書き込む事で一冊、一冊、参考書や教科書が終わる度に、勉強してきた事が実績となって残るので、少し自信になりました。
 教材はいくらでもあるので、書き込みしてしまって問題ないと思います。

5.楽しさを感じられる事を優先に

 やっぱりこれが一番大切だと思っています。
 ちょっと長くなるので、これだけは次回に書きたいと思います。

 今日はここまでです。

 今日の日記でした。

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