GameMaker「シン・インベーダー崩し」で応用の術
前回は2番手の法則「問題解決の術」を使い、「ワニパニ崩し」の問題を解決し、全方位に移動できる「ワニvsテニス」を作った。
今回は、これまで学んだことを「応用の術」を使って改造して遊んでみる。
2番手の奥義「応用の術」
2番手の法則では、既存のゲームを分析し再構築することで、オリジナルを生み出さ宇。
今回は、今まで学んできたノウハウを使う「応用の術」で、新しいステージを作る。
「独自のノウハウ」×「応用の術」
今回、学んだことを応用して遊ぶこと
今までのインベーダー崩し
今までは、ブロック崩しのボスだけインベーダーのように横移動するようにしていたが、ワニパニ崩しで前後移動ができるようになったので、ブロックを左右移動して前進するインベーダーザコに変えてみる。
ザコベーダーを描く
ザコベーダーの移動を作る
シン・インベーダー崩し
メニュー画面とステージ
ステージ構成
00:00 1面:インベーダー崩し (左右に移動するボスを倒す遊び)
00:30 2面:ワニパニ崩し (前進するボスを迎撃する遊び)
01:43 3面:インベーダー崩し (左右移動ボスを倒す遊びの復習)
03:01 4面:シン・インベイダー崩し(前進する敵軍団を迎撃する遊び)
遊びと難易度の変化を考えてステージをつなげてみる。
最初は、普通のブロック崩しに左右移動するボスを入れただけのシンプルなインベーダー崩しで、次に進撃するボスを迎撃するワニパニ崩し、3面は、インベーダー崩しのレベルデザイン違いで少し難易度を上げ、4面は、今回作ったシン・インベーダー崩しで、前進する敵軍団を迎撃する遊びで難易度も調整している。
このように、新しい遊びと既存の遊びを交互に入れることにより、飽きさせない構成を作ることができる。
全てが新しいステージはコストがかかるし、プレイヤーの学習コストも高くなるため、本来は、予習、復習、応用と1つの遊びを敵や地形などのセットを変えて作り、新しい遊びを少しづつ混ぜながら、ステージを構成していく。
今回は、テキトーに作ったものを交互に入れて敵のHPや攻撃などで難易度を調整しただけだが、ステージ難度の作り方についても追々解説していきたい。
今回やったこと
これまで、ブロック崩しをベースに、インベーダーやワニワニパニックを組み合わせてゲームを作ってきた。
これ以外にも、色んなゲームを組み合わせると新しいものができるかもしれない。
「組み合わせの術」×「応用の術」
テニス対戦
ボスをボールを追いかけて打ち返す選手に改造
サッカー崩し
ブロックをキャラに変えてフォーメーションを組ませ、味方に当てるとスピードUP、敵に当てるとスピードダウンするようにして、ボスとボールを蹴りあってゴールに入れ合うサッカー崩し
進撃の巨人
ワニワニパニックは、キャラを巨人に入れ替えてお邪魔なザコを混ぜることで、進撃の巨人のような遊びに作り変えることができる。
などなど、「組み合わせの術」を応用して今まで作った物をベースに、色んなゲームを作ってみるのも良いだろう。