ブランコ

ちょっと、どころではない、かなりイライラしてしまったことがあった。

なんかもう、生きていたくないくらいのイライラ。

久しぶりにこんな感情になった。

もう還暦なのに。

年は関係ないな〜。

イライラ、ノートにぶつけてみた。

書いてるうちに、ぎゃーーーーーって感情が止まらなくなって、思わず叫んでた。

泣きながら、ノート投げつけて、踏みつけて、ビリビリに破ってやった。

こんな時は、どうするんだ？

外、歩いたらいい、みたいなこと、前に自分でnoteに書いてたのを思い出した。

泣きながら着替えて、外に出てみた。

めーーーーーーっちゃ太った外国人の観光客が歩いてた。

どうやったら、あそこまで太れるんや。

ちょっと笑えた。

なんだかブランコに乗りたくなった。

無性に乗りたくなった。

公園に行ったら、ちょうど夕ご飯前の、まだほんのり明るい時間。

子供がいっぱい遊んでた。

近所に公園4つあるから、ブランコ求めて歩いた。

3つ目の公園に、ブランコが空いてた。

何十年ぶりかくらいに、ブランコに揺られた。

気持ちいい。

ちょっと嬉しくなった。

でもすぐに気持ち悪くなってきた。

揺れに酔ってしまったみたい。

年だな〜。

お腹空いてきたから、帰ろ。