風景構成法による魚の意味
アートセラピーに風景構成法というアプローチがある。
1、川
2、山
3、田
4、道
5、家
6、木
7、人
8、花
9、動物
10、石
11、足らないと思うもの
を順に描いて、彩色する。
季節、時刻、天候、川の流れの方向、人と家、田などの関係、人は何をしているか、などを必要な質問とする。
川は感情を表すため、方向が過去に向いているのか?未来に向いているのか?を読み取ることが出来る。
そして、その中に石があれば障害物そのものとして解釈する。
もしも、魚が泳いでいたら・・・。
魚は、コンプレックスである。
自分に向き合うための瞑想の必要性。コンプレックスを統合していくことで、自分のキャパを広げることができる。
自分を受容して向き合うことの必要性を表している。
絵とは不思議なもので、シンボルの意味が分かっていたとしても、出てくるもの、描く位置に嘘がない。
自分でやっても、
「わかっているのに、ここにこれを描いてしまう。この色に塗ってしまう。」
という現象が起きる。
心の中にあるものしか、表現できないのだなと、改めて思う。
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