練乳クリームと杏ジャム
すごく近くにあるのに、開いているのは週4日くらいの洋菓子店がある。
今日は、どうやらやっているらしい!
にわか雨の中、傘をさして買いに行く。
ということで、練乳クリームと杏ジャムのヴィクトリアケーキと、抹茶のスコーンを購入した。
すごくシンプルで、ずっしりとした見た目。
しかし、この練乳クリームの分量と杏ジャムが見事にマッチしていて美味しい。
他にもマフィンやスコーンなど、すぐそばで焼き上げて、売られている。
計りに泡立て器、その他の道具がステンレスの調理台の上にある。
クイジナートのフードプロセッサーも。
このフードプロセッサーは私も持っていて、もう長く壊れない秀逸なもの。
修家大雄さんのようなプロの方が大事にされているのを読んで、とても嬉しくなってしまった。
私は家庭料理にのみ登場するので、使用頻度は少ないはずなのに、もし、壊れてしまったらどうしよう?と真面目に考えてしまうほど、この道具が好きだ。
それと同じものが、洋菓子店の厨房の一番い使いやすそうな良い位置に置かれているのが見えて、益々、この店が好きになってしまった。
長く使っているんだろうな・・・。
なにかしらの共通点で、親近感を持つのが人間だけれど、そういえば、もう一つの要素を見つけた。
笑わないお姉さんがひとりでされているお店。
いや、本当は笑うのかもしれないけれど、お店の対応をするときは笑わない。
職人さんであるということ。
とても間口が狭く、木のサッシの窓を開けて注文するお店で、いろいろ注意事項が直筆のメモで貼られている。
ご自分の作る世界を大事にしているお店である。
以前、書いたパン屋さんに共通する、自分の作るものに対して、真摯で真面目な向き合い方をされているのがわかる。
そして、インスタでお店が開いているかどうかを確認するスタイルも同じ。
本日営業。
16時までですが売り切れたところで閉店です、と。
働いている私は、平日の営業日には買えない。
稀少なお菓子なのだ。
だから、手に入ったら大切に味わっていただく。
パン屋さんや近所の洋菓子店のような「作戦でないような作戦」に弱いらしい。