遠い星たち
満月が綺麗に輝いている。
先日、ある講演でこんな話を聞いた。
月に人が住むことになる時代の話。
月に行くための旅行保険なんて、ちょっとワクワクする。
私は最近、一度にたくさんの仕事が集中したため、頭が忙しくなっていた。
今夜は、月を見ながら一息つく。
そういえば以前、こんな記事を書いていた。
その当時も、どうやら『今』を置き去りにしていたようだ。
はるかな国。
私たちは、どこからやってきたの?
そして、また空想する。
手元と考えていることのズレを感じながら。
瞑想の時間が削られていることを感じながら。
無心という言葉を思い浮かべる。
『無』について、先の記事にも引用していた。
タオの、静寂や平安。
常に、そこへの憧れがある。
心をできるだけ空っぽにして、月あかりの下にいる。
タロットカードで、月は不安を表したりもするようだが、月光とは神秘的だ。
浄化されることを思いながら、白い光を見つめる。
同時に、宇宙や星の世界に想いを馳せると、日常を忘れられる気がする。
クリスマスが近づいても、すでに欲しいモノは思いつかなくなった大人の私であるが・・・。
その昔、空想するのが大好きな子どもだったことを思い出す。
私は、オメガ × スウォッチのパッケージを見つけた。
たくさんの星が並んでいる。
いつもは、仕事に相応しい時計ばかりしているが、こんな遊びのあるものも、たまにはいいか。
海に行く時計として。
フェイスが大きすぎて、私の腕には合わないような気がしたけれど、
ベルトを時計の色に合わせてベビーピンクに替えたら、可愛らしくなった。
これはこれで、面白い。
寒くて澄んだ空の星に思いを馳せる。
天体望遠鏡を持っているのに、箱に入れてしまったままになっている。
防寒をして、ポットに熱いお茶を入れて、流星群を見に行くこともなくなった。
また、天体観測をしてみようか。