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大事なものをしまう

 BASILURの紅茶缶。
 綺麗なLOVE STORY。
 何かを大事に閉じ込めておくのに、最適な気がしている。
 

 3つのお話をそれぞれに分けて、
 例えば、写真を。
 人生の節目って、いくつかある。

 記念の写真をそれぞれにしまうのもいい。
 手紙も。
 最近は、メールで済ませてしまうけれども、亡き祖父母からもらった手紙を、今も大事にしている。
 大切な思い出を、STORYと名の付いた缶にそっと入れておく。
 



 背表紙も素敵なので本棚にも収まり、出してみると美しい。
 バラバラにすると見えないものが、集めてみると解明できることがある。
 すごく昔の出来事の謎とか。
 そこには、優しい気持ちがあったのだな、とか。
 

 今から、私が残すのでもいいかも知れない。
 後で、誰かが開けたらびっくりするような、幸せを感じるような何かを、そっとしまうのはどうかな。
 
 それぞれの人の、それぞれのお話があって、でも、良い思い出だけを切り取って入れるBOOK型の入れ物。
 苦しいことや辛いことは、この箱に入れずに、ゴミ箱に捨てていくことにして、上昇していくことを考えると、心が輝いて澄み渡っていく気がする。
 

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LUNA.N.
書くこと、描くことを続けていきたいと思います。