他者を使って自分を満たす対人支援は偽善である
タイトルは、少し辛辣かもしれないですが…
福祉によくあるのではないかと思うので、残しておきます。
障がい者手帳を持っている方を「かわいそうな人」と捉え、
その人に何かを”してあげなきゃ”という感覚で支援をしている人は結構な数いるように思います。
それは、何かを”してあげてる”と思えることで、
自分が何か素晴らしいことをしているような錯覚に陥るのです(効力感)。
でも、もしかしたら、
・こちらが何かをしてあげることで、
その人はできることが増えないかもしれません
・”してくれる”人に依存するようになり、”してくれない”人に、文句を言うようになるかもしれません(他者依存)
・そもそも、その人はやってほしいと思っていないかもしれません(過保護・尊重していない)
自分は、素晴らしいことをしているつもりでも、
その人の可能性を奪っていたり、自立しないように(依存するように)関わっているかもしれないのです。
その人にとって本当に必要なことか吟味しながら、
支援者側が、自分の在り方を観ることは大切だなぁと心から思います。
自分への戒めも込めて。
ありがとうございました。
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