文豪作家を語らせて欲しい。
こちらのコンテストに応募させていただきます。
推し一人目:夏目漱石
日本の文豪作家で、私が一番推しているのと尊敬しているのが、夏目漱石である。
享年49歳という若さで亡くなっているが、「吾輩は猫である」「こころ」など、全ての作品が代表作と言っても過言では無いだろう。
現代でも通じる話が多い
文学は、かなり人を選ぶ。
しかし、彼が遺した作品全て、現代でも通じる内容の物が多いのをご存知だろうか。
内容が小難しいと感じるかも知れないが、
誰よりもわかりやすく書かれている。
これは、先生という立場だからわかりやすく書かれているのだろうか。
精神も身体も、全てにおいて病んでいた彼だが、
支離滅裂にならずに済んでいるのは、本当に幸いな事である。
精神分裂病か、それとも躁鬱だったのか。
夏目漱石は、昔で言う精神病に罹っていた。
一つ目の説は、精神分裂病(統合失調症)。
二つ目の説は、躁鬱病(双極性障害)。
実は、幻聴・幻覚において、躁鬱でも起こりやすいのである。
統合失調症でも気分の波がとても酷似しており、誤診されやすいのだ。
双極性障害は、単純にわけると「躁エピソード」と「鬱エピソード」に分類されている。更に細かくすれば、「躁状態」「軽躁状態」「混合状態」「鬱状態」が存在している。
混合状態というのは、例えば「アイディアが浮かぶけど、やる気になれない。」「動けるけど、気分は沈んでいる。」というもの。
重症化すると、統合失調症のような幻覚/幻聴に悩まされる事があるのだそう。
統合失調症は、単純にわけると「陽性」と「陰性」に分類されている。なので、双極性障害のような感じでわかれているのだと誤解されるが、統合失調症の「陽性」というのは、幻覚や幻聴・思考障害・自我障害・緊張症状、奇異な行動などがあり、「陰性」は、感情の平板化、感情鈍麻、喜怒哀楽が乏しい・自閉・意欲の低下・身の回りが手につかなくなる・食事に無関心などがある。
陰性症状においては、ほとんどうつ病に似ている。
しかし、陽性症状において、双極性障害と誤解されてしまうのも無理は無い。
双極性障害も統合失調症も、興奮状態になれば多弁になったりする。
ここで、両方の症状があり中間的な精神不調として「統合失調感情障害」というのも存在します。
症状は、統合失調症と双極性障害の両方がわずかながらも出ている状態。幻覚・幻聴もあり、気分の波があったりと、かなり当事者にとっては辛いものである。
個人的には、どちらかと言うよりも「統合失調感情障害」の方が説が濃厚な気がしている。
推し二人目:H・P・ラヴクラフト
世界観や書き方の真似は出来ないが、あの恐怖が堪らないクトゥルフ神話の教祖・ラヴクラフト。
あの全集、主人公(多分作者だと思うけど)が喋る部分が無い。
初っ端からバスの案内をしてくれる人の長文と、辿り着いた先にいた酒に酔ったおじさんの奇異長文がある。
何せ、そのおじさんから徐々に不穏になっていき、存在しないはずのものに何かを唱え始めたりするのが、更に読者の恐怖を煽る。
一冊分でも十分に満足度が高く、読み終わった時の感覚は、映画一本分を観た時のような感覚に陥り、十分に余韻を味わえる。
絵も描ける二刀流作家
あまり表立っていないが、彼、実は絵も描けてしまう。
全集の最後の方のページに、何枚かイメージ絵だったり、
自画像(何故か長髪だが)が見れてしまう。
当時はアナログなので、鉛筆で描いたんだろうが、
ただの作家では無いことは確かである。
現代に生きていたら、かなり話題になる作家の一人だと思われる。
それこそ、SNSをやっていて欲しい一人だ。
何故、彼らを推し続けるのか。
勿論、彼ら以外の作家も好きだが、誰よりも惹かれるものがあった。
ただ物語が進むだけでは無く、ただ残酷さを表現しているだけでは無く、
心身を病んでいるからこそ表現出来る独自の世界観がある。
昔はネットというものが無いからこそ、自分の世界に没頭し、世界に自分の思想を作品として伝えて、墓に持っていく。
それが、昔の自然な生き方だと知る。
昔も昔で、世知辛い頃もあったのだろうが、
精神を病んでいるから諦めるのでは無く、自分の才能を活かし、徐々に世界に浸透していったのは、本当の努力家と言えるだろう。
SNSが普及した今に生きていたら、違うルートで有名になっていたのかも知れないが、ネットというのは、それもまた精神状態を悪化させる毒である。
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今年の新年度より、同人作家として本格的に活動開始!
主な活動場所は、DLsite・Pixiv!
是非チェック!
そして、2月以降からインスタ垢を開設!
他のSNSでは見られない実写やコスプレなど投稿予定!
【Q.灯刳さん。とは】
・名前の由来は「日暮れ」から来ており、個人サークルは「日が暮れる頃」である。「刳」は「刳り抜く」、「灯」は「光属性」から、合わせると「光を抉る」という意味になる。
・性癖は、ヤンデレ・欠損・病み・体調不良。
・得意分野はエロとグロ。
・5年間文スト界隈に居た二次創作絵描き・文字書き・コスプレイヤー。
・自称『闇属性限界夢腐女子オタク』という肩書きで有名。
・CPは夏広・鴎ラヴを生産し、一部の人から【教祖】と呼ばれていた。原作絡みの無いCPだったのにも関わらず、鴎ラヴは第三者が絵を描いたり小説を書いたりするなど、少々認知されていた。また、夏広は2021年11月に同人誌化されており、「正直者」というタイトルで、当時17歳で初のサークル参加を果たした。そして、それなりに売れている。同時期に、当時のフォロワーが頒布する小説の表紙絵も担当している。
・現在は、二次元から離れた生活を送っており、幼少期から母親と観続けている「相棒」に再燃している。推しは未だに決められておらず、箱推し説が浮上する。しかし、激推しは出雲麗音である。
【その他の情報】
2023年7月:両親が正式に離婚・別居確定。
2023年9月:母親と二人暮らしがスタート。
2024年4月:向精神薬を大量に誤飲(交代人格によるオーバードーズ)。
2024年5月:病み上がり、同人即売会オンリーイベの二回目参加。
2024年10月:戸隠の古民家に移住。