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ケミストリー推し活ログ2022年 [葉加瀬太郎音楽祭2022] [オフコース・クラシックス・コンサート]

◯6月5日 東京 明治神宮
[葉加瀬太郎音楽祭2022]

 この日もRさんと一緒であり、あまりに会場が森の中すぎて「もう行きたくないね」「絶対ケミの出演時間終わったら帰ろうね」と約束をし、お互い席へ。

 2列目の最高に見やすい席だった。しかも周りは葉加瀬太郎オタクだらけである。なぜそれがわかったかというと、みんな嬉しそうに葉加瀬太郎の顔面がついたお手製と思われるうちわを手ににこにこしていたのだ。それを仲間同士見せあったり、嬉しそうに眺めていたり振ってみたりと、あまりの平和空間に、ケミファンの私は肩身の狭い思い……をしている場合ではなかったため、タオルを膝に置いて出番を待っていた。

 ちなみに葉加瀬太郎のソロステージは一番最後であったため見ずに帰った。私の後ろに座っていた葉加瀬太郎のオタクが、私が退いたことにより少しでも見やすくなればいいなと願って退いた。嘘ですあまりに長いからケミの出番終わったから帰っただけです。

 この日は悪天候との噂で確かかなりの確率で雨が降ると予想されていた。しかし風がかなり強いだけで、最後まで雨は降らなかったらしい。らしいとしか言えない。

 ケミ以外の出演者はVaundyだけ気になっており運良くケミの一つ前の出演であったため聞くことができた。ほんわりと人気なことだけは知っていたが、クソデカ会場をいくつもソールドアウトにさせていることを、のちに渋谷駅のでかい広告で知ることになり、そのような広告を見かけるたびにあの時数曲だけでも生で聴けてよかったな、と思ってしまう。

 葉加瀬太郎はVaundyを息子だと思っているらしく、他のアーティストとは一曲ずつのコラボだったのに、Vaundyが出番の時は全曲後ろでヴァイオリンを弾いていた。あまりのハカニ(葉加瀬太郎のオキニ)っぷりに笑ってしまった。葉加瀬太郎に「今年のお正月によかったら家に来なよー誰か連れてきていいよー」って言われたVaundy、自分の母と姉を連れて行き、恋人とか友達じゃなかったため親戚の集まりみたいになったというエピソードがあまりにも微笑ましい。

 このライブであったことは、指差しである。指差し、そんなこと絶対してくれないと思っていたケミからの指差しである。まあ今冷静に考えれば、葉加瀬太郎ファンしかいない前方に自分たちケミのタオルがあったら珍しくて指差ししてしまうのも頷ける。が、この時は自分があの何千席とある客席のなかから見つけてもらえたことに震え、涙し、心の底からケミに感謝した。


◯6月30日 東京 武道館

[オフコース・クラシックス・コンサート] 「もう武道館に行くのなんて生涯でないかも」とか言っていたのに全然4ヶ月後にきた。早すぎる復帰である。ちなみに翌年の3月にも大学院の卒業式で武道館に行った。結構カムバックしている。後日上がったこのコンサートのレポにて、自分が全力でケミに手を振っている様子を激写されておりちょっと恥ずかしかった。

 3時間くらいあったのに出演時間が10分くらいしかなくて飽きて帰りそうになった。オフコースの曲って全然知らんし……そんな中でもケミが歌ってくれたのが「言葉にできない」と「秋の気配」という唯一知っている2曲だったため助かった。

 このコンサートは大半のアーティストのことを知らずに見ていたが、唯一ミュージカルによく出演しているシンガーソングライター(この肩書きってまだ有効?)のあっきーさんこと中川晃教さんだけはわかった。終演後、同じ公演を見ていた知り合いから「ひとり動きおもしろい人いたね」と連絡がきて、恐る恐る名前を聞くとあっきーさんだった。あっきーさんが大きめの身振り手振りをしながら歌うのはミュージカルオタクの中では周知の事実であり慣れていたため全く違和感なく見ていたが、初めて見る人はどうやらびっくりしてしまうらしい。まあそんなところがあっきーさんの好きなところでもありますが。

 それにしても武道館の周りってなんであんなにも飲食店がないんでしょう? あるけど、なんかあるけど……という感じ。微妙。だから前のケミ武道館の時はわざわざサントリーホール近くのレストランまで行ったわけですが。あまりに何もなくて隣の隣の駅くらいまで行かないとなんもない 今後少しでも増えるといいですね

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