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お互いを高めあえてますか?
●かまってちゃん
昔々、ある店舗のおはなし。
本当にチームワークが最悪で、表面的には良いことばっかり、言いあってましたが、なにかあると、ことあるたびにお互いの失敗や失言をちくってこられるわけです☺︎
田舎に帰ったり、旅行に行けば、お互いに、お土産を買ってきたり、小さな心遣いはできて、
一見、和気あいあいと、仲良くやってくれてるように、思っていたら、定期的に、管理者でもないのに、
○○さんが、、、と。
二面性がすごくて、ことあるごとに、お互いのグチ、足の引っ張り合いが、チラチラと見え隠れ、、、
全員、いわゆる、ひねくれた、かまってちゃんだと気づいたのは、たまたま、本屋さんで手にとった、
「かまってちゃん社員の上手なかまい方」という、文部科学省などの官公庁や大手企業などのカウンセラーとしてメンタルヘルス対策を提供されている、大野萌子先生の本を読んでからでした。
お店の業務と関係ないことで、○○さんから、こんなことを言われましたとか、
○○さんが要領が悪いせいで、残業が続いてますとか、
○○さんは自分が言ったことも、全然やってくれないんですとか。
○○さんはマネージャーが言ったことにも、反発的で従ってません。
○○さんは、ワンちゃんに怒ってばっかりいます。
ワタシばっかり、ブログの更新をしてるんです。
○○さんがグチばっかり言ってます。
この前も、個人的に、傷つくような事を言われました、とか。
先輩であろうが、平気で口ごたえする、新人さん。
あげれば、もう、キリがありません。笑笑
他人に対する不満ばっかりじゃないですか。自分の仕事への気づきや周りに対する敬意はないんですか☺︎
ワタシは話の前後を知らないため、当事者に聞くしかなく、本当は、お互いの間に、何があったのかは知りませんが、
それって、ただの悪口じゃないの?と、疑問に思うこともいっぱい、ありました。
当然、こんな、ひねくれた、愚痴をいうのが習慣化しているヒト達は、誰のことでも悪く言います。
ワタシのことや本部スタッフ達のことも。
しまいに、マネージャーが私達の悪口を言うなんて!!と言いだす始末ww
時間をかけて、話してみても、何が問題なのかを考えようともせず、理解もされませんでした。
それで、本部のスタッフから、そんなとき、「よく、心折れないんですか?」と、皮肉たっぷりに言われます。笑
ワタシ「折れるわけないやろ!怒」
本部スタッフ「そりゃそうですね!笑」
高校生じゃあるまいし、その程度のことで傷つくようなヒマがないだけですが♩
昔、まだ、雇われていた時から、こういうタイプのヒトとは、
負のオーラがうつるため、できるだけ、かかわらないようにしてきました。
自分がヒトを雇用する立場になったり、たくさんのスタッフさん達に協力してもらうようになってからも、私はけっこう、ドライに考えていて、
人として情けないな、と思うようなスタッフを雇うと決めたのも、ワタシ。
こんな人間が集まるような、レベルの低い環境をつくっているのもワタシ。
すべては、自責思考で考えると、心折れるどころか、
こういったヒト達とは、さっさと縁をきって、
もっともっと、ステキなトリマーさんと出会い、良い人財を育てて、前向きな組織づくりをしないとな!と、思い続けてきました。
スタッフ5人いれば、1人はあたるかもしれないようなタイプだというだけです。
ただ、そんなヒトが何人もいる店舗に限って、一見、表向きは仲良く、見えますが、本質的にはチームワークも何もあったもんじゃありません。
完全に、邪気がただよってます。笑
そして、いずれ、あっという間にチームも崩壊するわけです。
それで、ワタシも去年は、チームワークについて、ずいぶん、考えさせられることがありました。
以前も、noteに書いたように、チームと仲良しグループはまったく、違います。
仲良しグループは表面上だけの優しさでいっぱいな関係。
おやつあげあって、終わり。いつも、たてまえばっかりです。
みんなが、利己的でヒトのことなど、お構いなし。自分が嫌われたくない!という自己中心的な気持ちが強く、他人とも自分とも向き合うことなど考えないので、
本気の提案や協力などは、なかなか、得られません。
●精神年齢の低さ
実年齢と精神年齢の違いにびっくりすることがあります。
たとえば、本人の仕事のことで、母親や彼氏、旦那さんが出てきたり。高校生じゃあるまいし、これはもう、ひとりの大人が、一生の汚点レベルの情けなさです。
責任感は口程にもなく。
うちでも実際にありましたw
レベルの低い職場には、
人間関係を悪くする原因をつくっている人や考え方をする、幼い大人が集まりやすく、規律意識が低く、当時者意識や主体性などなくて、結果へのこだわりもありません。
仕事での成功や成果って何ですか?私達、こんなに、働いてますけど!!
いつもこんな感じです。
社会性が身についていないということなのかもしれません。
日本の法律では20歳でも50歳でも大人です。
精神年齢は実年齢と、必ずしも、比例しません。
実年齢が若くても、精神年齢の高いチームは仕事への成果にこだわり、ヒトを助け、ヒトから頼られ、必要とされるので、どんどん、良い引き寄せができ、お互いを高めあえます。周りへの敬意もあります。
●かまってちゃんは伝染する
ワタシは悪口と報告や相談は明らかに、違うと思っていて、例えば、ちょっとした間違いをしてしまったり、失敗することは人間誰にだってあるものです。
それを、いちいち、大げさに指摘したり、馬鹿にして、笑ったり、騒いで、
で、本人の前では、なんにも言えない。笑
注意もできない、提案もしない。
ヒトに嫌われたくない!!という気持ちが強いのかもしれませんが、本人の前では、何ひとつ言えないくせに、集団になると、とたんに気が大きくなります。
こういう、ただのグチしか言えないヒトは邪念が多すぎて、最後の辞め方まで、ややこしく、チームを繁栄させるどころか、やがて、組織をめちゃくちゃにするため、本当はチームに入れるべきではありません。
ワタシはこういうタイプのヒトをクラッシャーと呼んでいます。
グチばかり、こぼしている人のそばにいると、まわりも気が滅入ってきて、やる気を失ったり、
強い邪念を放つスタッフ(愚痴、悪口、文句を多く口に出してしまうスタッフ)にまわりも引っ張られて、邪念も伝染するらしいのです。
実際に、たくさん、スタッフを雇ってこられた先輩達からは、よく、言われてきました。こういうヒトだけは、いくら仕事ができても、かかわるなと。
負の感情、うらみつらみが多い、否定的なヒトは病的なもので、なかなか、治りません。
心の病にかかっている状態。
治療が必要です。
結婚生活だって、嫁や夫がいちいち、細かく、家で愚痴ばっかり、こぼしてたら、家に帰りたくなくなりますもんね。ワタシなら、家に帰りません、逃げちゃいます☺︎逆もしかり。
1番はチームに入れないことですが、間違えて、入れてしまった場合、
静かに辞めていただくか、周りを定期的に変えるしか、方法はありません。
周りが先に辞めなければ、いいんですが、周りを先に辞めさせてしまう危険性も大なので、要注意です。
で、本人は、まったく、気づきません!!
これが、人の採用、チームを育てることの難しさです。
こういうタイプの方は、研修を受けてもらったり、時間をかけて、話し合ってみても、あまり、変化がなく、いくら、仕事ができても、本当にやっかいな存在になってしまいます。
これまで、たくさんのスタッフさんと出会ってきましたが、
うちにも、7人くらいいました。自己愛強めの、重度のかまってちゃんが、20歳から40代まで。
ヒトがやること、なすこと、自分にとって、少しでも納得がいかなければ、グチがつい、口から出てしまうタイプ。そんなヒトに限って、自分のことは一切、ふりかえりません。笑
はっきり言うと、
ワタシは、いくら仕事ができても、こういうタイプの人とは、できれば、働きたくないと思っています。
それで、うちだけでなく、最近は他社の求人を見ても、
「技術だけでなく、人柄重視」と書かれてるサロンさんが増えたのでしょうか☺︎
●人を選ぶことの重要性
なので、最近は面接で、私達が大切にしたい価値観を先に、伝えるようにしています。
こういうタイプの方ほど、一見、社交的で、八方美人なので、面接ではどちらかというと、印象がよく、なかなか、見抜けませんが、
こちらから、こんな耳の痛いことを、はっきり言うと、こういう方は自分の居場所を求めて、向こうから、辞退してくれるので、はっきり言うのがいちばんなのです。
もちろん、お店の運営に関わったり、売上や費用が発生したり、チームワークを乱すようなこと、みんなの仕事や、会社に迷惑をかけてしまったりすることは、報告や相談をしてくれないと困ります。
管理者メンバーからは、定期的にお店のことやスタッフ達のことも報告をいただきますが、
これは当然、悪口やチクリではなく、相談です。
提案や改善、成長につながるような、プラスに転換できる相談は、ただの愚痴ではありません、貴重な意見です。
そういったことは、店舗責任者や本部スタッフへ、直接、相談して下さるのは、大歓迎です!
できること、できないこと、ありますが、
自分から相談もせずに、愚痴ばっかり言ってるようでは、惨めすぎるので、
ワタシはサラリーマン時代、こんな生き方だけは嫌だな!と思って働いてきました。
不満があるなら、自分も相手と同じくらいの仕事ができるようになって、仕事で結果を出し、同じくらいの収入をえられるようになってから、言うべきだと思ってきたからです。
それから、独立し、今の働き方を選びました。
●立場の違いと責任
かまってちゃんは、都合の良いことだけ、公私混同し、組織の中に違う組織をつくりたがるようですが、
店舗リーダー達は、管理者となれば、スタッフ達の評価までしないといけない責任があります。
報告の内容がお店の運営や個人の成長にかかわることなら、ワタシも店舗リーダーと一緒に対処方法を考えないといけません。ただの愚痴文句の場合を除いては。
そういった立場の違いくらいは理解できないと、当然、上からの信頼も得られないでしょう。
また、こういう簡単な状況判断もつかないのは、なぜか?
相手が悪い。ということだけで、すませられないのが、マネジメントです。
ワタシの説明の仕方も、言葉足らずだし、辛口だし、理解しづらいのかな?とか、
そういうところは、いつも、悩んできました。
管理者である、スタッフ達からも、何度か、そういう相談を受けてきたこともあるので。
「まったく、話が伝わらないんです」
向き合って、話をしてみるものの、何を言っても、理解してもらえない。
あんまり、話の内容を理解してくれないので、文書で伝えた方が良いのでしょうか?
と相談を受けることもあります。
なにか、こちらも、改善するべきなのか。
去年、この問題で、いろんな本を読んだり、自分なりに学びましたが、ひとつは、
読解力と、とらえ方
だと思いました。
日本の教育では、高校や大学まで、一定の学力を身につけますが、社会にでたら、最低限の読解力がないと、トラブルに発展します。
読解力がないと、話の内容を誤って、とらえるので、話せば話すほど、誤解し、違う方向へ進みます。
読解力が極端に低い場合、仕事にも関わってくることがあります。
それで、これから、採用時、簡単な読解力テストを行うつもりです。
ヒトが話してることの意味が理解できないことが多い方は、読書をするなり、年上の方と話す機会を増やしたり、自分なりに読解力をきたえるべきです。
ふたつめに、新人研修でもテーマのひとつにあった、
立場の違い。
立場が違うだけで、考え方や行動まで、変わる。
ということがあります。
当事者意識や想像力、思いやりがあれば、簡単に解決できるかもしれませんが、
どちらも足りない場合、立場の違う人間同士がわかり合うのは難しくなります。
なので、面接でも、わざと、厳しいことを話してみたり、
特に、前職の勤務年数が浅く、コロコロ転職されている場合、
より、本質的な話をして、どんな表情をされるか、
仕事に対して考え方が甘く、他のスタッフ達にも迷惑をかけたり、
自分勝手で利己主義な方なんじゃないか、
いろんな角度から、確かめるようにしています。
かまってちゃんは、一度、採用してしまうと、大変な事態になりますので。
●なりたい自分を決める
去年、スタッフルームやトイレに、「ブスの25箇条」なるものをはり出しましたが、
全部、読んでみると、男性、女性、問わず、誰にでもあてはまることが書いてあります。ワタシも読むたび、気をつけようと思ってますが。
なりたい自分を決めることって、将来的に3年後、5年後の自分の顔つきや体型、自分の生活やつきあう人達、結婚や人生、いろんなことに結びつくのかな?と思います。
人間の本質は細部にあらわれるといいますが、
人のやることやいろんなことに不満が多い人は、肌ツヤが悪く輝きがありません。
だらしない生活は体型にあらわれます。
努力は言葉遣いにあらわれます。
人は自分が考えたとおりの人間になるというのは、本当に怖いものですね。
お互いに少しずつでも、敬意をもって、高めあえるチームであるか、たまには自分とまわりを振り返ってみましょうね。
明日も充実した1日になりますように⭐︎