ネガティブさは悪か

今まで、たくさん、いろんなタイプのスタッフさんと出会ってきましたが、

言いわけやへりくつがすぎる人ほど、自分が困ると、

「ワタシ、そんな、ポジティブには考えられません！」とか、泣きながら、

「ワタシ、○○なんて、できません！」

とか言って、自分で自分の可能性をなくしてしまう。ちょっと努力し続けてきたことも、簡単に終わらせてしまう。

そのたびに、最初から、なんでもできる人、ポジティブ思考な人って、どれだけ、いるのかな？と、

つい考えてしまう、ワタシ☺︎

だいたい、根っから、そんなにポジティブすぎたら、ヒトの気持ちも考えられないかもしれないし、あつい恋愛もできないかもしれないし、仕事でも自分を省みない、

周りからもちょっと、ぶっとんだ、変わったヒト？とか、思われるかもしれないですよ。

ワタシもポジティブすぎるヒトといると、疲れますもん。笑

昔、スタッフから、私ってつい、ネガティブになってしまうんです、と相談を受けたことがあります。

「どうしたら、ポジティブになれますか？」というので、

ワタシは、

「ヒトのことを考えること。」

と答えました。

質問された本人は、

はーー？？と思ったかも、しれません。

自分がネガティブなのと、ヒトのことを考えるのと、どんな関係やねん！

と思ったかもしれませんが。

最近、インスタ見ていたら、若手の男性のクリエイティブデザイナーさんが、同じような質問に、

「ヒトの幸せを願うこと。」

と答えていました。

ワタシと似た感性だな！と勝手に思ってしまいましたが、

「どうしたら、ポジティブになれますか？」

という質問には、いろんな答えがあるかもしれませんが、ワタシは自分の事ばっかり、考えているような、自分勝手なヒトはなかなか、本質的には、ポジティブになれないように思うのです。

ポジティブさはヒトのためにつかうもの。

なのかな？と。

仕事でネガティブだとか、ポジティブだとか、周りに言わせたり、自分でそれを言い訳にするヒトは結局は、自己中心的すぎるのですよ。

自分から、好きで、ネガティブさを選択しているわけです。

そもそも、チームワークが良くって、現場がスムーズに動いていれば、ポジティブだとか、ネガティブだとか、そんな言葉すら、いらないものです。

周りからのアドバイスを素直に受け入れられなかったり、自分ひとりでは、結果を残せないのに、

できるようになる前に、何か、言い訳をして受け入れようとしない。

その言い訳として、ポジティブだとか、ネガティブだとか、言う人がいますが、

自分が悪い意味で頑固すぎて、ヒトのアドバイスや思いやりを誤解してしまい、受け入れられないだけなのに、

ポジティブだとか、ネガティブだとか、

そういうことで片付けようとする。

都合が良い考えだな！と思います。

ワタシだって、プライベートではネガティブになること、しょっちゅうですが、

仕事では、ネガティブなことがおきたり、自分の中でネガティブな感情がうまれたとき、その先の結果を想像して、

どう、ポジティブに変換できるか。どうやって、解決するか。うまくいかせるか。

それだけを考えています。

なぜ、そう、考えられるかといえば、やっぱり、みんなのため。誰かのため。責任があるから、何とかしないといけないと、必死になれるもので。

これが、自分ひとりのことだったら、逆にそんなポジティブにはなれないように思うのです。

自己愛って、度を超えると、逆にネガティブさをうみ、周りに対しても、悪影響をもたらすんじゃないでしょうか。

仕事では、ポジティブさって、チームやヒトのためを思えば、けっこう、簡単にうまれるものなのかもしれません☺︎

それが、ときに、自分の成長や成功につながることもあるかもしれないし、ないかもしれない。

そういうふうにとらえています、ワタシは。

みんなはどうでしょうか。