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ネイティブではない言語が翻訳機能を超える日
タイ語をすこーしずつ勉強しております。ただし、文字からして全然わからないし、ドラマ見てもバラエティ見てもちっとも聞き取れない・・・
中学校から取り組んでいて、ローマ字を習得してから勉強できると言う最大のアドバンテージがある英語ですらまともに話せないのですから、全く右も左もわからない言語に挑もうなんて無謀なのもいいところなのですが、腐り切った脳をフル回転させる(ときどき強烈に眠くなるのは脳がバグってるからだろうか)のは、なかなか心地良きものです。
とりあえず旅行に行って買い物できるくらいは上達したいものです。
さて。
以前タイドラマを紹介した際に、日本語でSNS発信もしちゃうし、日本人の書き込みに反応までしちゃうフレンドリーなタイの役者さん、Perthくんを紹介しましたが、このほど彼のYouTubeチャンネルではタイ語講座も公開されました。
つくづく思うのですが、サービス精神が巨大過ぎませんか・・・
あまりよく知らなかったのですが、もともとPerthくんは英語で日常生活を送っていたようです。それでタイのドラマに出るほどにタイ語が上達するのだからすごい!!
この動画では、英語と日本語の解説があって、彼の英語がとても聞きやすい!
そして日本語でもちゃんと説明してくれる上に、日本人の発音の癖もわかっているのでその辺りも「気をつけること」としてあげてくれています。(ときどき日本語で何て言っていいのかわからず、止まっちゃったりするのですがもう画面のこちら側はフレーフレーの大合唱。手に汗握って応援しております。感情移入が甚だしいです)
とにかく優しさが溢れ過ぎてる動画なのです!(チャンネル登録しよう!)
以前、「日本語を外国の方に教えるときのコツは何だ」と言う話を聞いたことがありました。
今からもう数十年前の話なので今は違うやり方が開発されているのかもしれませんが、とにかく日本人が発する日本の言葉というのは語尾がはっきりしないことが多く、「好き」と「スキー」の違いが外国の人にはわからない。なので一音一音「す・き」とちゃんと切り離して教えること、と言っていたのを思い出しました。大袈裟すぎるくらいに、スタッカートをつけて「す」「き」と言わなければ最初は伝わらない、ということです。
日本語はすべての言葉がアイウエオの母音が主体となって構成されているので、音の切れ目というのがすごく曖昧でそれが区別がつかない要因になっているようです。
海外の人にとって、母国語にない発音というのが一番難しいですし、聞き取れない要因でもあります。
タイの言葉では「あ」の口で「う」と発音する、と言った説明がされている発音記号もあり、日本語であるカタカナで全てを表そうと思っても難しいのだそう。
それにしても何度やっても単語も慣用句も全然頭に入ってこない。本当、触れたことのない言語ってとても厄介です。まっさらの一からやらなくてはならないのです。
とりあえず今はタイの文化を解説した本を合間に入れて注意を逸らし、何とか脳が拒絶しないよう工夫はしておりますが、覚えたかなと思ったことを翌日にはきれいさっぱり忘れてまた一から覚える、の繰り返し。このスパイラル、いつになったら抜けられるのか。
日常にない言葉というのは、つくづく難しい。
タイドラマは最近のものは日本語字幕をボランティアで付けてくださることもあり、皆様の好意によりだいぶ見やすいですが、少し前の作品ですと英語字幕しか表示されないというのはザラなのです。
そんなときには、「もっと英語やっておくんだったな」と反省するし(一時停止、戻しの連続で1時間のドラマを倍かけて見る始末)語彙力がなさ過ぎて愕然としています。
「翻訳機能が飛躍的に充実してくるから、外国語の勉強はしなくてよし!」という論調もあるにはあるけれど、まだ追いつかない翻訳機能の意味不明文章を見るたびに「これではムード台無し」と落胆する毎日です。
とりあえず、タイ語で買い物とレストラン!これを目下の目標にしよう。
がんばれ、私。
ブログもやっています。
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