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【金沢旅行記】ピールアートって知ってる?


さて、3連休に金沢へ旅行に行ったわたし。
4年前と同様に、今回も HIMITO さんを訪問しました。

インスタグラムで映えスポットとして紹介されることも多く、若い世代にも人気が高いアトリエ兼小さな美術館。

これはカメラ持ってくるべき

いくつものたんぽぽの綿毛が吊るされたお部屋があったり、オレンジの皮を切り絵のようにして作り上げられた作品たちが並ぶテーブルなど、どこを見渡しても美しく、幻想的な空間が広がっています。

何を隠そう、ここのオーナーさんこそ、ピールアートの創始者とのことで。作品の9割は才田春光さんが制作されたものとのことです。(一部他のスタッフさんが手伝われているようでした)

ちなみに才田さんは能登半島生まれで、排経に関する本も書かれています。

病院や学校でもピールアート体験を行われているとのことで、全国各地に出向かれているとのことでした。



何を隠そう、わたしはこういったアートが大好きで。三重県ヴィソンの記事でも触れているように、Kikusa さんのファンでもあります。

そのため、HIMITO さんにあるような乾燥した植物のアートはどストライクで … ずっと見てても飽きないし、すでに3回訪問してしまいました。

前回は詳しいお話を聞くことはできなかったのですが、今回はピールアート体験を予約し、才田さんと直接お話もさせていただきました。



初めてお目にかかった時は、しれ〜っとアトリエの隅に座られてたので、まさかこの方がオーナーさんだと気づかず。

けどよく見たら、アーティストオーラに満ち溢れていました。


前置きはさておき、本題ですが。ピールアートは公式インスタグラムに記載されている電話番号から予約しました。なんと集合は朝の8時50分。

HIMITO の朝は早いです。アトリエのオープンが10時半からなので、おそらく他のお客さんが来る前に終わらせるためかと。

持ち物は特になし。オレンジの皮を剥くところから始め、実は美味しくいただくことができます。その際に結構汁が飛ぶのですが、バンダナと洗濯ばさみを貸していただき、簡易エプロンのような形にして行いました。


出迎えてくれた男性のスタッフさんと雑談しながら作業を進めていきます。そこまで難しい工程はなく、実の部分を取り除き、型抜きで穴を開けていくだけです。

ここからはひたすら、黙々と作業。1時間弱で完成し、お店のライトを借りて自分のランタンに光を当ててみます。

影も綺麗
癒される…

まだお客さんが来ない時間なので、余った時間は貸切状態。綿毛の部屋のライトを点灯させてもらえたり、贅沢な気分を味わえます。

優しい灯り


オーナーさんとも長話させていただいて、幸せな時間でした。


やはり空間の維持は大変なようで、繊細な綿毛は常に入れ替えているとのこと。

綿毛、綿毛、綿毛

ピールアートに関しても、とてもシンプルなようで、そういった着眼点がないと思いつかないことなんだと改めて感じました。

みかんの薄皮

綿毛をペットボトルに入れたり、オレンジの皮で卵の殻を包んだり、「一体どうやったの?」と聞きたくなるような、機転がきいたアイデアは、見る人をも魅了し、わくわくさせてくれます。

そういった理科の知識にも基づいたアートは、子どもはもちろん、大人にとっても勉強になるような。

メロンの皮


「考えた人、天才!」の一言に尽きます。
作ったピールアートは牛乳パックの箱に入れて持ち帰ることができます。

このまま自宅で乾燥させます。冷蔵庫に入れると乾燥が早まり、通気性の良い場所に飾ればその変化が楽しめるとのことでした。

カビが怖いわたしは冷蔵庫にインしております(笑)


けど、今回体験で使用した道具は全て100均で揃うものとのことでしたので、スタッフさんは「万一カビてもまたお家でも作れますよ!」とおっしゃっていました。

体験料は一人5500円と良いお値段ですが、HIMITO を独り占めできるひとときを味わいたい方にはおすすめです。

ピールアートを通して、自然との共存の仕方を学んだり、自分自身と向き合う時間にもなりました。

カンパの返礼品も充実


土日祝日だとお昼過ぎには混んでいることが多いのかと予想しますが、金沢観光でおすすめしたい場所の一つです。

(入り口横にコッコちゃんたちがいることもあるので、鶏が苦手な方は注意です⚠︎)

光水土 -himito-
〒920-0975
石川県金沢市中川除町51
10:30〜17:00
076-224-3730
※ ピールアート体験予約は9時〜2名以上で要予約

公式インスタグラム



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